Matlab風にベクトル・行列を作成する関数 cc
まずは単純な使い方から。コンソールで
> x <- cc()
を実行すると入力モードになります。以降、入力した数値がベクトルとして格納されていきます。
なにも入力せずにエンターを押すと、入力モードが終了します。
> x <- cc()
1 : 12
2 : 4
3 : 2
4 : 22
5 : 6
6 :
total 5 items were read.
12 4 2 22 6
文字列ベクトルを作りたい場合には、
> x <- cc(num=FALSE)
としてください。で、ここからがMatlab風。
1つ目の要素の入力でMatlabのようなベクトル・行列作成の記法が使えます。
この場合、2つ目以降の要素は入力せず、1行だけで入力を終えてください。
(1要素しか入力されなかったことにより、Matlab型の入力であると判断しています。)
もし各行で列数が異なると、エラーとなります。
> x <- cc()
1 : 12 4 3 ; 1 3 43 ; 3 33 4 ; 103 3 57
2 :
total 12 items were read.
12 4 3
1 3 43
3 33 4
103 3 57
ちなみに、何の変数でも受けずにただ
cc()
だけをやってしまった場合。clp()
を実行してください。サルベージできます。
(
clp
関数はわたしの自作関数ですので、source()
して使ってください。)


■更新履歴■
09.03.27 ver.1.01
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"を打ち込むことで、ひとつ前の要素の入力に戻れるようにしました。ヘルプコメントを追加