2009年6月

2009.06.30(Tue)

6月は糸冬了しますた。
な、なんだってー!!!
# 慣例行事
ちなみに明日はとある授業で、電気生理学の実験方法&わたしの研究計画をおはなししてきます。
神経科学とおよそ関係ない方々ばかりのクラスなので、ちょっと不安だ…

2009.06.29(Mon)

本日、JC後に院生室で論文を読んでいたところ、先輩から「いまたまたま見つけた」というこんなハナシを教えていただきました。 理研のグループがトヨタと共同で、脳波によって車椅子を制御するシステムを開発したそうです。
トヨタのニュースリリースはこちら↓
なんか最初は
「うわー、またそういうビミョーな空気の漂うものを…」
とか思ったのですが。
上述の記事からリンクされてる動画とかみてみたら、けっこうスイスイいってるカンジ。
すなおに驚いてしまいました。
専門とだいぶズレてるので、Brain Machine Interfaceでどの程度のことがどのぐらいできるのかとか、全然知らないんですが…
やっぱ非侵襲であれだけスイスイいくには、一筋縄ではいかんってのが「最先端」レベルなのかな?
ちなみにこのシステム、「歩行」「右手を上げる」「左手を上げる」という動作をあたまのなかで思い浮かべることで車椅子を制御するそうです。
(実際に「する」のではなく。)
まあ確かに、「右手を上げる」「左手を上げる」を思い浮かべたときの脳活動ってラテラリティが出てきそうだし、それをうまく検出すればけっこうな精度で制御もできるのかも…
なんにせよ、あれだけちゃんと制御できてるってのは、見てて面白いもんです。
ま、われわれのような門外漢にとって、こういうニュースは最初感心して、あとはしょーもないおしゃべりのネタとなり果てるんですが。
今日出た「くだらないトーク」は、
「目の前で他人がたまたま手上げたの見たら、ミラーニューロンシステムが活動して、曲がりたくも無いのに右に曲がったりしないですかね?」
というしょーもないハナシ。
「今日午後、下校中の小学生が横断歩道を手を上げて渡っていたところ、歩道にいた車椅子の男性がとつぜん車道に飛び出しました。」
みたいな。
こえー、身体化された共感回路こえー。
それとニュースリリースに
「車椅子を125ミリ秒で制御」
みたいな記述があるんですが、これはどーいう意味ですかね。
「曲がろう」と意図してから125ミリ秒ってこと?
だとしたら、それって一般的なコントローラ制御の車椅子より、すばやい制御ができるってことですよね。
普通の運動準備電位って運動の数百ms前とかから観察されるわけで、それを検出して車椅子を動かすんなら。
そうすると、この車椅子のってると、
「まだ『右手を上げる』イメージしてないのに、車椅子が右にッ!!!」
「俺の目にも…インターセプターがぁっ!!!」
的なことにならないのかな。
ヒトに自由意志はないということを思い知らせる、究極のデバイスwww
それにしても、こんな研究をトヨタが共同研究してるってのが、なんか謎ですね~。
トヨタにとってこの技術は、どう活用できるんだろうか。
まさかホントに攻殻機動隊的な運転ができる車を、そのうち開発するつもりだったりしないよな…。
しないか。
しないな。
でもまじめに考えてみると、万が一の事故のときとか、運動系の時間的制約に縛られないデバイスってけっこう有用なのかな?
さっきの「125ms」ってハナシじゃないけど、実際の運動でハンドルきろうとしたら、どうしてもタイムラグがあるわけで。
まあでも、デコーディングを機械学習させるときに一度も経験していないだろう「事故った瞬間の脳活動」から、システムが制御者の意図を正確に読み取れるかは、また別問題ですな。
(※注:管理人はこういう話題はおよそネタで書いてるので、そのくだらない内容に本気で突っ込んだりしないようにお願いします。)

2009.06.28(Sun)

驚くべきことに、今日は非登校日にした管理人です。
こんばんわ。
ホントにひさしぶりだな、非登校日。
たぶんゴールデンウィークのあたまに1日あった以来だ…
はやく労働基準法で守られる身分になりたい。
まあせっかくのオフでも、午前中は曇ってたせいで、結局布団干せなかったけどな。
ちきしょー午後から晴れやがってー。
どうせ午前中しか日があたらないよ、ウチは。
おひさまのバカヤロー。

2009.06.27(Sat)

明日はひさしぶりに非登校日にしようかと思ったけど、天気よくないみたいだな~。
せっかく学校行かなくても、布団やじゅうたんを干したりという作業ができないと、意味ないし…
いつもどおり出勤かな…
泣いてない、泣いてないよ。

2009.06.26(Fri)

じゃこめし
スパゲッティ
あ、上のヤツはとくに意味はないのですが。
本日、ジャコモ・リゾラッティの『ミラーニューロン』を買ってきて読み始めました。
意外にミラーニューロンオンリーでなく、前提の基礎知見とか、実際のミラーニューロンが見つかるまでのハナシとか、けっこう色々書いてあって面白そうだったので。
まあわたし自身は「ミラーニューロンビジネス」とは分野的にまったく関係ないし、関係するつもりもないんですが。
ちなみに、『ミラーニューロン』買いにいったついでに『つながる脳』も買ってみました。
そのうえ、とくに必要も無いくせに、処分特価になっていたという理由でこんな本も買ってしまったという。 興味はあるハナシだし、方法論の説明するときに使えそうな図が、若干見受けられたので。
まあ後者は置いとくとしても、前者含め、とっととバベルの塔の如く積みあがった本を消化しないと。
着実に積ん読本が増えてるな…
ていうかあたしは、さきにマイケル・オーシェイのレビューをするべきかもわからんね。

2009.06.25(Thu)

あつ
蒸し

2009.06.24(Wed)

だるいー、のでとっとと寝よう~。
慢性疲労かなぁ。
Fusterも終わったことだし、今週末あたり学校に行かない日(魂の休日ともいう)にしようか…
お、そう考えると、なんか元気出てきたぞ?
これなら週末も登校できそうだ!! #スパイラル
まったくもってハナシが変わりますが、昨日ローソンで晩ご飯に「豪辛カレーラーメン」というのを買ったんですが。
レジのおねえさんが
「バーコードがない!!!」
とめちゃめちゃ焦ったうえに、他の店員さんに聞きにいったりして面白かった。
以下、参考写真です。
[写真]
お分かりいただけるでしょうか。
上蓋右側にちゃんとバーコードあるんですが…
赤と黒のデザインに溶け込んでいて、ぜんぜん目立たない。
それに加えて「バーコードは白と黒」という思い込みがあると、案外気付かないのかもしれませんね。
ちなみに、まあ予想されたことではありましたが、残念ながら全然辛くはありませんでした。
「とんがらし麺」のほうがまだマシ。
なにが「攻めたてる辛さ!」だ。
ローソン訴えてやる。 #お門違い

2009.06.23(Tue)

最近、湿度高すぎですね。
じめじめ嫌いのわたしとしては、南半球にでも高飛びしたい気分です。
さて、ついにFusterから解放されたわたくしですが、本日は久しぶりに本を読んだり、自分の研究計画のための文献をあさったりしてました。
「Fusterと別れたあの日から、心の中にぽっかり大きな穴が開いたような気持ちに…」
なったりは一切してません。
梅雨の湿度に反して、その意味ではすがすがしい限りです(笑)
あ、ちなみに何の本を読んでいたかというと、コレ↓
『脳(1冊でわかる)』 (著)マイケル オーシェイ
そう、いつだかの日記でバカにした、脳を1冊でわかっちゃうらしい本です。
本当のところをいうと、この本、バカにすべきものではないということは、だいぶ前に発覚していたのですが。
ついつい自分が読み終わるまで、前言撤回を先送りにしてしまいました。
満を持して前言撤回させていただきます。
最初にみつけたとき、わたしはよく見もせずにタイトルでバカにしたのですが…
本書はタイトルに反し、ありがちな「脳科学シロウトの編集者がつくった、嘘っぱちのイラストまみれの脳科学入門本」ではなく。
実地の研究者であるマイケル・オーシェイ氏の著作の訳本なのです。
原書はコレ↓
じつはわたし、この原書のほうは知っていまして。
脳科学の初歩のハナシを、「著者のことば」で平易にまとめた、たいへん良い本です。
松村先生の『ニューロサイエンス入門』的なカンジといえばよいでしょうか。
薄い本なので内容量では松村先生には敵わないにしても、その説明の明快さには感心します。
そしてその訳本が、本書『脳(1冊でわかる)』というワケです。
ちかぢか【書籍部】のほうに感想でもまとめようと思うものの、いつになるか分からないので、とりあえずご報告までに。
神経科学初級者の方には、『ニューロサイエンス入門』とあわせてオススメできる内容です。
訳に関しても、「業界標準の訳」がある用語を変に自己流で訳している部分がところどころあるものの、大きな誤りも無く、概ね読みやすいです。
それにしても、責められるべきは岩波書店だよなー。
あんなにすばらしい本を、「1冊でわかる」なんていうしょーもない小見出しで出すから、バカにされるんです。
「これはマイケル・オーシェイの訳本ですよ」
って表紙に書いておけば、もっと売れるだろうに。
品の無い出版社の横暴に、内容の価値がおとしめられている印象です。
とにもかくにも、興味のあるかたは一度手にとってみてください。
読みやすく、なにより安いですから、とりあえず買っておいて、ちょっと時間のあるときに息抜きに読むというのもいいと思います。

2009.06.22(Mon)

「勝ったッ!第5章完!」
「ほーお、それで誰がこの空条承太郎の代わりに論文紹介をつとめるんだ?」
ってなカンジでFusterと研究室のJCをこなしてきた管理人ですよ、こんばんわ。
とにもかくにも、これでわたくしのFusterの呪いは解けました。
晴れて自由の身です。
呪いのせいで王子様に変えられていたわたしですが、やっともとのカエルの姿に戻ることができました。
(ん?)
それにしても考えるにつけ、Fusterに食われた時間はあまりにも痛かったなぁ。
信じられない出足払いだった。
来週・再来週と担当の同僚よ、悪いがあたしは先に逝くぜっ!!
(↑普通の研究室の院生と比べたら、ほぼ3ヶ月遅れの出発ですよ?)

2009.06.21(Sun)

なんかえらいカミナリ鳴りはじめたんで、とっととPC落としま~す。

2009.06.20(Sat)

週に一度の楽しみで(泣)スーパーに買い物にいったら、MSサイズの卵というのがあったので、買ってみました。
[写真]
MSサイズかぁ。
でけぇー(・д・)
普通のヤツで20m弱、ビグザムだったら約60mですよ。
すげー、大型メガ粒子砲すげー。
(いつのまにか感心の対象が替わっているような…)
ちなみにMSのサイズを検索してたら、以下のようなサイトさんをみつけました。 あほだ、あほすぐるwwww

2009.06.19(Fri)

結局今日もFuster準備で一日が終わってしまった。
はやくこの呪縛から解放されたい…
てか5章、まとまってなさすぎだろう。
おんなじ症状が何度も出てくるよ?
Interference ControlとかSelective Attentionとか。
まあ「ワーキングメモリ」や「注意」や「計画性」を調べる課題なんて、相互にオーバーラップしとるからなぁ。
親近性課題とか自己順序づけ課題って、ワーキングメモリも注意も計画性も入ってるっしょ。
ゆえにいつまで経ってもスライドがまとまらんのです。

2009.06.18(Thu)

研究室にいたら、とつぜん豪雨が降りはじめ、雷が鳴ったので、
「かみなりってなんか楽しくない?ね?ね?」
と周囲に振ったものの、同意は得られませんでした。
いいもーん、べつに。
(´з`)

2009.06.17(Wed)

他のM1:「明日は創立記念日で休みなんですね~」
Dの先輩:「この学校に創立記念日なんてあったの?」
わたし:「あー、そんなのもありましたね。カンケーないけど」
そんな日々。
学部のときはうれしい休日だった気がするけど、院生には関係のねぇはなしでござんす。
サルをやっている人間には、とくに。
普通の土日でも学校に来なきゃならない人間が、かつてこの学校が創立された日だからといって休めると思うなよ、というハナシ。
唯一、平日と異なる点といえば、いつも買ってる弁当屋さんがいないことぐらいか。
わたしの貴重な栄養源なのに…。

追伸

おばあちゃん弁当は、少なくともこの4月から1個400円になりました。
20円値上げ。
まあそれでも他のトコより安いし、なにより美味しいからまったく問題ないんだけど。
てかあそこ以外の弁当買う気がしないし。
昼から唐揚げとエビフライとハンバーグの入った弁当とか、食べるヤツいるのか…?
(若いな、大学生って…)

2009.06.16(Tue)

たいへんだ、書くことがなにもない。
研究室にいた一日でした、以上。
むむむ、明日は書籍部にでもいってみるか…。

2009.06.15(Mon)

今日も5章が終わらなかったぁー。
いつになったら終わるんだ、この苦行…
たぶん賽の河原でも、親に先立つ不幸をしたこどもたちが、わたしと同じようにFusterを積んで塔をつくっているに違いない…
はいはい妄言はそこまでにして。
今日も先週に引き続き、Fusterの第5章、ヒト神経心理のおはなしをしてきました。
前回がアパシーや抑鬱・多幸といった情動的障害のはなしだったのに対し、今日は認知機能の障害がメイン。
具体的には、前頭前野の担う遂行機能のもっとも重要な形態のひとつとして、今日は注意の機能に焦点をあてました。
前頭前野損傷患者にみられる、持続的注意や妨害情報抑制の障害。
あるいはウィスコンシン・カード分類課題で顕著にみられる、保続傾向など。
で、授業後のことなのですが。
聴講していた学生のかたからこんな質問を受けました。
家庭教師として教えている高校生の生徒が、なかなか勉強がはかどらない。
今日の授業で、注意の障害などといった前頭前野損傷の例を聞き、自分が教えているその生徒の行動によく似ていることに驚いた。
その生徒が学習障害や注意障害などの困難を抱えているのではないか心配だが、調べるにはどうすればよいか。
またそういった問題を抱えていた場合、どのように学習をすすめるのがよいのか。
とのこと。
う~ん、これは難しい…
恥ずかしながら、この質問には正直、こたえに詰まってしまいました。
昨今、発達障害の定義が拡張するにつれ、これまで顕在化していなかった学習困難児童の問題が、日本中の学校で問題化してきました。
実際の現場の感覚としても、「集中力がなくて手がつけられない児童が増えている」という意見があるようです。
すなわち学習障害や注意障害といった発達における問題は、単なる統計上の計測基準の変化にとどまらず、なんらかの要因により拡大しているように思われます。
かつては、そのような学習の困難を抱える児童であっても、通常の教育課程に就学させるのが「その子のため」になると考えられていたこともありました。
しかしここ最近は、そのような教育の「押し付け」が必ずしも児童のためにならないということが認識されてきています。
注意障害や学習障害が何らかの脳の器質的変異によるものであるのなら、それを考慮したうえで、障害を抱える児童でも参加可能なカリキュラムを個別に用意するべきなのです。
無理に通常カリキュラムを押し付ければ、結局ついていけずに学習が遅れてしまうでしょう。
さらには児童のプライドを傷つけ、学習へのモチベーションの低下を加速させかねません。
つまり現在にあっては、発達障害を抱える児童にはその児童にあった個別カリキュラムを提供することで、学校生活の質を向上させることができるということが、当然の認識になってきています。
その意味で発達障害児には、なるべく早い段階から各自に適した学習支援を行なうことが望ましいと考えられるのです。
しかしその一方、このような考えに基づいて、ある意味で発達障害を「みつけよう」としてしまうことは、非常に危険でもあります。
というのも、人間はなにごとにも「理由」をつけたがる生き物で、ひとたび「発達障害」という格好の理由をみつけると、児童の抱える問題をなんでもかんでもそれに帰してしまいがちだからです。
それはかつて「アダルトチルドレン」という表現が流行ったとたん、その流行語によって自らのもつ問題を説明しようとするひとが急増したのと同様です。
現在の教育現場における発達障害の問題も、教育者側が発達障害という「合言葉」で問題を説明しようとし過ぎている部分があるのかもしれません。
(実際に問題のある児童・生徒が増えているのも確かなのだと思いますが…)
質問をしてくれた学生にしても、家庭教師という立場上、自分の生徒がなかなか学力面で向上しないという事実が無意識のうちにその「説明」を求めさせ、結果、生徒の集中力のなさが実際以上に目に付いてしまっているという可能性もあります。
もちろん、その学生が生徒のためを考えて、上記のような質問をしてくれたことは疑いません。
ですがわたしには、殊にこのような問題に関しては、目の前にある安易な解に飛びついてしまうのは危険だと思えるのです。
先に書いたように、もしその生徒の学習困難が本当に器質的なものならば、なるべく早くそれに合った支援をすることが生徒のために重要です。
しかし、だからといってすべての問題を発達障害に帰してしまうことは、問題の解決のための努力をせず、すべてを棚の上にのせて見なかったことにしているのと同じです。
生徒の抱える問題が発達障害なのかどうかという見極めは、非常に慎重に行なわれるべきでしょう。
とりあえずその学生には、大学院に寄附講座をもっておられる臨床の先生のところへ相談にいってみてはどうか、と勧めておきました。
ようするにわたしはこの質問に対して、有効な解を持たなかったわけです。
お役に立てなくて申し訳ない。
でもわたしとしては、そういう質問をしてくださったおかげで、学術研究から分かった知見を実生活で起きている問題にどう反映させていけばよいのかということについて、自分がいかに無関心であったか改めて気付かされました。
いつも偉そうに授業をして、脳科学の研究について口うるさく議論しているからには、これからはその議論がどのように実社会に応用されていくべきかも考えていかなければならないと思います。

2009.06.14(Sun)

ふす
たあ

2009.06.13(Sat)

やばい、Fusterがヤバイ。
明らかに1コマ分には準備が足りてない。
これは訓練ではない。繰り返す。これは訓練ではない。

2009.06.12(Fri)

え、もう金曜日?
本格的にFusterの準備が進んでないんだけど…
な管理人ですこんばんわ。
なんか5章はちょっと前に、ちゃちゃっと読んでしまったせいで、読み返しながらスライドをつくる気が逆に湧かない…。
どうしたものか…
答え①ハンサムポルナレフは突如反撃のアイデアがひらめく
答え②仲間がきて助けてくれる
答え③かわせない。現実は非情である。
って、ちょ、書いてていま気付いた。
絶体絶命のピンチになに考えてんのポルナレフwwwww
あと、あたしはまだポルポルくんより絶対絶命じゃないと思ったので、がんばる。

2009.06.11(Thu)

あったかくなってきまして、Fu○in' モスキートの季節がやってきてしまったようです。
昨晩もどこから紛れ込んだのか、眠っていたわたしを刺したふとどきな蚊風情が居やがりました。
しかも右足のかかと左足のくるぶしを。
分かっていただけると思いますが、かかととかくるぶしって、皮膚が硬いせいか感覚が鈍感で、掻いても掻いても痒みがおさまらないのです。
なんというもどかしさ。
そのもどかしさたるや、ないはずの腕が痛むという「幻肢」の気持ちが分かるかと思うくらいです。
ということで、昨晩もあまりのかゆさに午前3時ごろに目が覚めてしまいまして。
「このままでは、我々に明日はない」
と感じたため、観念して電気を点け、10分以上にわたる心頭滅却ののちに叩き潰してやりました。
もうね、手のなかでぐちゃぐちゃに潰れた蚊を見つめたまま、両手を血で染めて、
「フハハハハハハハハハ」
って言ってましたからね。
自分の血だけどな、それ。
あと深夜3時に隣からそんな声聞こえてきたら、わたしだったら通報するな…

2009.06.10(Wed)

LaTeX講習会しゅーりょー。
一日2時間×3日間の短い講習でしたが、たいへん有意義な内容でした。
やはりfigure・tableや参考文献の参照番号を自動でふってくれるのは、めちゃめちゃ便利ですね。
ぜひこれからは、LaTeXでゼミレジュメや論文の作成に挑戦してみたいと思います。
それから、最後に「おまけ」として出てきた、
「エクセルからどうにかしてEPS形式の図をつくる」
というトピックが、これまたたいへん有用なおはなしでした。
結局はPSプリンタのファイル出力をかませて、EPSにするんですが。
ああいうものって、裏ワザ的なやり方できれいに出すには、いろいろコツがあるじゃないですか。
その「先人の築いた(気付いた)コツ」を聞けたというだけでも、かなりの収穫でした。
PSプリンタをはさんだEPS出力は、エクセルだけでなくいろんなアプリケーションに応用可能なはずなので、そのうちここにまとめようと思います。
(最近「そのうち」項目がたまる一方な気がするな…)
さてじつは今日は、LaTeX講習以外にも、AVSという3D可視化ツールの講習会にいってまいりました。
こちらは10時半から16時までの短期集中形式。
講習をしてくれるのは、LaTeX講習会のときのような学内の先生ではなく、FUJITSUから呼んだ講師の方で。
詳しくは知らないんですが、AVSはFUJITSUが研究開発している的なアプリケーションのよう。
もちろんわたしはこのツールを使うのは初めてで、とくに今すぐ3Dで可視化したいデータをもってるわけでもない。
ようするに、単なる興味本位です。
「3Dグラフィックスの構成って、どうやってるんだろうな~」
ぐらいの。
で、実際どうだったかといいますと。
AVSにおける可視化作業は、いちおう「プログラミング」とはいうものの、一般的なプログラミングとはかなり違うものでした。
やるのは、特定の機能をもった関数(モジュール)にあたる「ボックス」を作業画面に配置し、それを配線すること。
ようするにビジュアル・プログラミング。
ブロックダイアグラムみたいのをつくることで、目的とする3Dイメージを構成するための、プログラムを書いて(描いて)いきます。
わたしが予想してたのは、Matlabでの数値計算のようなもっとバリバリのプログラミングだったので、ちょっと違った内容だったわけですが。
それでもああいう作業というのは、いわれたとおりに動かしているうちはトントン拍子で楽しいもので、いとも簡単にきれいな3Dフィギュアが描けたのには驚きました。
GUIはなかなか分かりやすかったし、データ出力も簡単なようで、素直にいいシステムだと感じました。
(ある程度GUIが複雑化するのは、3Dグラフィックスにおけるパラメータの多さの関係上、しょうがないと思う。)
実装の言語部分をGUIで完璧に隠している割に、機能に不満がないというのは、すごいことです。
GUIで簡便なインターフェースをつくると、たいていはコードを直接いじるのに比べて機能が限定され、不満が沸くものですから。
まあこれ使おうと思うと、年間数万くらいの共同利用費が必要だったはずなので、とくにウチの研究室では導入しないでしょうが。
それにもし何らかの自分のデータを可視化したいと思ったら、欲しい機能を提供するモジュールを探すのに苦労しそうだし…。
ともかく、なんだかんだで今日は忙しい一日でした。
明日は「応用編」ということで、入力データの構造や表現についてもうちょっとマニアックなはなしが聞けそうなので、楽しみです。

2009.06.09(Tue)

テトリスが25周年を迎えたとかで、それにあわせてGoogleがテトリス風ロゴになってますね~。
という小ネタを披露しようと思ったら、もう戻っちゃってるよ…
仕事はやいなGoogle…(´д`)
ちなみに似たようなネタですが、Linuxのマスコットキャラであるペンギンが、期間限定でタスマニアデビルになってるそうです。
まあ、かわいくないんだけど…
もとのペンギンも、かわいいかと聞かれるとちょっと…なカンジではありましたが。
それにしてもLinuxは、こういうよく分かんないところでフットワークが軽くていいですね。
「絶滅の危機に瀕しているタスマニアデビルのことを、みんなに知ってもらうため」
みたいなハナシだそうです。
Wind○wsもこのフットワークの軽さを見習って、
「絶滅の危機に瀕しているリンゴのことをみんなに知ってもらうため、期間限定で四色旗をリンゴのマークにしまーす」
とかやったらいんじゃね?
そして大乱闘の末に四色旗とリンゴが共倒れして、タスマニアデビルの時代がくるのだ。

2009.06.08(Mon)

Fusterぜんぜん進まなかった~。
こんばんわ、管理人です。
まあ5章の「ヒト神経心理」と6章の「神経生理」は重要なところだから、時間かけていこう…
さて唐突ですが、今日は大学の情報機構が主催している、LaTeXの講習会にいってきました。
「きょうは」っていうか、今日から3夜連続放送(?)なんですが。
いや~しかし、なんかいいですね、新しいことを学ぶって。 #お年寄り?
ここのところ、実験の練習も研究計画もぜんぜん進展せず、悶々とした日々だったのですが。
プログラミングとか、アプリケーションの使い方とかって、
「新しいこと学んだ!!賢くなった!!!」
という感覚があって、すごく楽しい。
そういやイラレを使いはじめたときも、かなり楽しみながらベジェ曲線とかいじってたなぁ。
ちなみにLaTeXに関して、わたしは、学部1年か2年のころに使おうとして、インストールでつまづいた記憶があります。
それ以降、「LaTeX使い」のひとのはなしを聞いたり、LaTeXの出力したPDFを目にしたりするにつけ、使ってみたいとは思っていたのですが。
なんとなく敷居が高いイメージがついてしまっていました。
で本日、念願かなって使ってみた感想は。
意外に簡単。
ていうか基本的には、HTMLと同じようなもんね。
数年前は
「コードを覚えなきゃいけないし、コンパイルが…」
という理解できない「火星の言語」におののいていたのですが。
#わたしがプログラミング本格的にはじめたのは、まだ1年とちょっと前くらいのことですから…
嬉々としてRプログラムなどをしている今となっては、コードを覚えるうんぬんって、なんの敷居ですらないのね。
かつてつまづいたインストールに関しても、ネットインストール用のプログラムが公開されていて、GhostScriptやGSviewと一緒に簡単にインストールできるらしく。
便利な時代になったもんだ。
さっそく自分の端末でも、LaTeX環境を整えてみようと思いました。

2009.06.07(Sun)

ふ、ふすたーの、のろい…

2009.06.06(Sat)

先週に引き続き、今日もまた早めに帰ったので、いきおいで『脳氏』をみてしまった管理人ですよ。
こんばんわ。
なんとなく、
「あれ?あたし意外に、かなり楽しみにしてる?」
と思ったものの、よく考えるとこれは番組の内容が楽しいというより、
特定の時間に帰って特定のテレビ番組をみるという行為が、「休んでる感」出てて安心する
ということのような気がします。
寝ても覚めても神経科学漬けだと、ウチに帰っても休んでるカンジがしないというか。
まあ、この番組も神経科学に関連してるといえなくもないけど…
いや、やっぱり神経科学ではないよね。
ちなみに内容は、今日もいろいろツッコミどころ満載でした。
で、あたしはとういと、やはり先週に引き続き、
「ま、好きにしたらいんじゃね?」
ぐらいな態度でみてましたが。
最後のfMRI画像の解釈には、さすがに笑ったけどな。
「この扁桃体という部分は、愛している人をみると激しく活動するんです。」
って。
フツーまず逆を想定しない?
恐怖条件付けでしょ。
ちょっと前のZekiのmini reviewでも、扁桃体は不活性化したみたいなハナシじゃなかったっけ?
ちゃんと読んでないから分からんけど。
(↑フリーアクセスです。興味あるかたはどうぞ。)
あとそもそも、そこ視床か尾状核頭だしwww
しかしそれにしたって、笑ってバカにする以上の批判は、別にする気が起きんな~。
やっぱ「コメディ:シリアス=9:1」くらいだからかね。

2009.06.05(Fri)

しまった、デモ用のハノイの塔課題をつくってたら(ry
いや、さすがに今日はスライドも進めましたよ、多少は。
多少はね…
む、さすがにちょっと不安になってきたぞ…(((;゜д゜)))

2009.06.04(Thu)

しまった、デモ用のアイオワ・ギャンブル課題をつくってたら、日が暮れてしまった。
なんかコレ、もうみたじゃね?もうみた。
# デジャヴ
しかしいよいよ「これはヤバい」感が漂ってきたので、明日こそはスライドづくりを進めよう。
進めたい。
たぶん。

2009.06.03(Wed)

しまった、授業で使うデモ用のウィスコンシン・カード分類課題をつくってたら、今日が終わってしまった。
プログラミングって、やってるあいだは時間を忘れてしまうから恐ろしい。
こういうMatlabの課題プログラムも、Rのプログラムみたいにサイトに上げたほうがいいんだろうか。
MatlabとPsychotoolbox2が入ってないと動かないという制約上、ビミョーなのよね…
時間があればVisual C++かなんかでつくって配布したいんだが。
そうすれば、環境に依存せずWindowsなら起動できるわけだし。
ま、とりあえずwebアップはいいか。
明日は何つくろうかな~。
ハノイとロンドンの塔課題でもつくってみようか…

とかいってる場合じゃねえ!!
まずはスライドを完成させよう。
ハナシはそれからだ。

2009.06.02(Tue)

なんも書くことがないがー。

2009.06.01(Mon)

今日は研究室ゼミにおける、月のあたまのプログレスリポートの日でありまして。
論文紹介2件+プログレス6件で、17時に始まったゼミが22時半ごろに終わりました。
そこで教授がひとこと。
「うわぁ、疲れた…疲れた」
いやまあ多少は疲れましたけど、ゼミ5時間半くらいでそんなこと言ってられるウチの研究室は、正直ぬるいな~と思いました。
18時開始の2時終わりみたいなゼミを、毎週やってるトコのはなしとかも聞くし…
月1回で5時間ゼミなんてちょろいもんじゃないですかね?
まあプログレス頻度が低いのは、分野上しかたないのですが。