2009年9月
2009.09.30(Wed)
先生をみるたびに笑いが込み上げてしまう。
教官がいろいろ口頭で質問するので、学生は自分の班の脳をつかって答えるんだそうな。
つまり、今年度はもう半分過ぎたということで。
どうにも
やっぱりFusterが呪いだったウワナニヲスルヤメロ。
これは今日気付いたんだけどな(笑)
まあ院生はどうせ授業っていう授業もほとんどないから、そういう意味ではカンケーないけど。
大学に学部生が溢れるのがツライ。
塊魂的なもので学内を一掃(逸走?)してやりたい。
脳実習7日目
脳実習は全8日間のスケジュールだけど、8日目は口頭試問で院生には関係ないので、わたしは今日が最終日です。
いちおう教官からの要求としては、
ま、わたしらのような認知寄りの参加者は、わざわざいわれなくても機能系ベーストな観察になっちゃってるんですけどね。
一応、主要な感覚経路と、運動関連領域はおさらいしておきました。
また、今年はそれなりに脳幹の染色がうまくいったので、その観察も。
(去年は反応が進み過ぎて、真っ黒になってしまった。)
2度目だけど、やはりたいへん勉強になりました。
今年は前回より落ち着いて観察できたと思うし。
扁桃体など、みつけにくい構造物もちゃんとみれましたし。
ちなみに昨日描きかけだったスケッチは完成しましたが、院生室でスキャンしてくるのを忘れたので、また明日以降に。
2009.09.29(Tue)
warning
をerror
扱いにしたうえで、tryCatch()
で引っかける、なんてことができるんだそうな。ぜんぜん知らなかった。
目からウロコです。
options(warn=2) # To regard warnings as errors
x <- NULL
for (i in c(1, -4, 5, -6, 3)) {
x <- c(x, tryCatch(log(i), error = function(x) - 100))
}
脳実習6日目
およびスケッチ。
ということで、今日はスケッチのアップは断念です。
明日、続きを描いてるヒマがあって完成したら、また載せよう。
2009.09.28(Mon)
しかも、その卒業研究においてはまったく想定していなかったハナシと絡めて。
めんどくさ。
なんの業績にもならない場なうえ、聴衆は学会よりも厳しいと思われます。
はぁ…(´д`)貧乏クジだよ…
脳実習5日目
あ、スライスとはいっても顕微観察のことではなくて、脳を厚さ1.5cm程度に切って、断面を観察するものです。
作業自体は前回末にしてたんですが、切っただけでみてる時間がなかったので。
(っていっても2回目だけど。)
大脳皮質・基底核・間脳と、これらの部位同士や、それと脳幹をつなぐいくつもの線維を三次元的に把握するには、やはり実際の脳がいちばんです。
ひとくちに「神経系」とまとめられ、しかも構成要因はニューロンとグリアでほとんど変わりばえのないものなのに。
どうして脳の解剖学的形態はこれほどまでに複雑なのでしょうか。
本当に不思議です。
また観察をすすめるにつけ、頭蓋腔という狭い空間に、これほどまでに多様な構造物がコンパクトに収められているということに、進化の神秘さえ感じます。
それは、医学部生にもわれわれ修士の参加者にも、なぜか観察時間中にアトラスを熱心に読んでいるひとが多いこと。
なんで?
あなたが読んでいるアトラスに載っているのと同じものが、3Dの実物として、いま目の前にあるんですよ?
なに考えてるんでしょうか。
要するに、脳の実物をみても何がなんだかさっぱり分からず、「何がなにか」が矢印でちゃんと示してあるアトラスしか見れないんでしょうね。
でも、実際の脳を前にせっせと図説を読んでる姿は、あまりに滑稽ですよ?
もし分からないのなら、ちゃんと予習してくればいいでしょうが。
徹夜してでも予習して臨む意義は、十分ありますよ。
2009.09.27(Sun)
そして、なんかもうすぐ後期が始まるらしいというウワサに、頭も痛ぇ。
(;´д`)はぁ~
2009.09.26(Sat)
なんかもう日曜な気分でいたわ。
明日が日曜なのね。
いや、とくになにも。
2009.09.25(Fri)
まあでも大学院の入試なんて、まじめにやってりゃ通るし?
ていうか自分は去年の今頃、卒論の実験と医学部神経科学&脳実習に忙しくて、院試の準備とかまともにしてなかったので。
助言を求められましても、ムリですな。
脳実習4日目
最後に大脳スライスの作成はあったものの、基本的には今日は作業はなく、観察のみ。
そしてみなさん(というかあたし)お待ちかねの、スケッチ。
とりあえず今回は小脳の水平断がそこそこ良かったので、それを描きました。
時間がなくて概観のみになっちゃったけど、まあしょうがなかろう。
またじっくりやる時間もあるだろうさ。
ついでに、スケッチ用のバインダノートから、去年のスケッチも出てきたので、一緒に。
![[画像]](090925a.png)
小脳核(右小脳水平断)
※小脳核が描きたかっただけなので、皮質部は省略
![[画像]](090925b.png)
小脳外観(脳幹離断ののち腹側からみた図)
![[画像]](090925c.png)
中脳
![[画像]](090925d.png)
![[画像]](090925e.png)
橋上部・橋下部
![[画像]](090925f.png)
![[画像]](090925g.png)
延髄上部・延髄下部
(一部未完成だけど。)
まじで?コレをたった2コマで?
どんだけスペック高いんだ、医学部生。
しかもみんなかなりぺちゃくちゃしゃべりながらやってるけど。
ホントにちゃんと描いてるんでしょうか?
ちらりとみえる近隣の机の方々の作品が、なんか○学生の図画工作の時間の作品みたいだったので、若干不安です。
少なくとももうちょっとよくみて描いたほうが…
あと鉛筆は削ろう。
なぜクレヨンで描いたみたいな、すすけた絵になっているのか。
2009.09.24(Thu)
脳実習3日目
そののち、室頂から水平裂に沿って脳刀を入れて、断面の小脳核を観察しました。
今年は一刀目は失敗して何も出ませんでしたが(superior過ぎた)、その後わりと成功し、室頂核・歯状核・球状核(らしきもの)が観察できました。
まあ歯状核が見えないことはまずないんだけどさ。
そうしちゃうと小脳半球の観察が困難になるのは分かるけど。
ちゃんと4種類、深部核をみてみたい。
今日の後半は脳幹をスライスし、断面を観察しました。
いや~、やはり難しいね、脳幹は。
色がある黒質・青斑核や、大きくて分かりやすい赤核・下オリーブなどはいいんですが。
それ以外は、核なのか、それとも吻尾方向に走る線維なのかも定かではありません。
かといってコレ、染色してもそんなに分かりやすくなるわけじゃないんだよな…
やっぱしこたま脳神経核や線維を頭に叩きこんだうえで、「こころの目」でみるしかないのかなぁ。
2009.09.23(Wed)
ひと気がなくて静かな大学構内、好きなんだけどなぁ。
まあいつまでも書籍部が開かなくても困るから、もういいけど。
修士課程にもなって、授業で教えて貰わなきゃなんないことなんて、もうねえよ。
実験の妨げでしかないよね。
授業とかなしで修了できるカリキュラムになんないのかな。
2009.09.22(Tue)
構内にひと気がなくて。
なんとなく集中できる。
院生はそれが普通っていうか、もはや自分でもホントに、休日に休めないことに悲壮感がないな。
われわれは労働者ではないのだから、労働者を守るために定められた休日など適用されないのだよ。
ていうか、自分の時間をすすんで研究に割けない人間に、どんな成果がありえるというのだろうか。
居ないぶんには何の問題もないんですが。
あくまで「休むのが当然」みたいな風なのは、ちょっとどうかと。
そんなに実験したくなければ、学位なんて目指さなきゃいいじゃん、とわたしなんかは思っちゃうんですよね。
どうでしょう。
就職のために学位が欲しいってだけなら、もっと他の楽な研究室で、ソルジャーとしてはたらく道もあるわけだし。
2009.09.21(Mon)
なるほど。
もちろん、労働者とはみなされない究極の労働者である院生に、土曜・日曜・祝日の概念はありません。
フツーに出勤です。
うらやましい限りです。
が、院生としても、教授が部屋にいないほうが落ち着いて作業できるというハナシもあり。
悪くないぞ、連休。
なんか「お年寄りを大切にしましょう週間」みたいじゃね?
2009.09.20(Sun)
しかしながら、これがなかなか大変で。
色んな方法を思いつくんだけど、必ずどっかで引っ掛かるんだよな…
しかしHDDがATAなので、ウチの研究室にある最近の端末には接続もできず。
しょーがないから、かろうじて生きてるWin98機にスレイブとして他のHDDを付けたりしてみたものの、なんか認識されてない。
そもそも各パーツがかなりご寿命なうえに、入ってるOSがWin95とかWin98ばっかなので、外付けHDDのドライバ認識さえままならんという。
いやー、やっぱ困ったときはLinuxよね。
例によって箇条書きでどうぞ。
日本神経科学大会2009の感想
- 疲れたー。
- けど情報が溢れてていいね。情報が多いことはいいことだ。
- でも神経科学大会でこれだと、SfNなんかは行き過ぎなカオスだろうね。(まあ実際そうらしいが…)
- ランチョンセミナーのおかげで食生活が改善したという。いや、ちゃんと話も聞いてたよ?とくに1日目のランチョンはかなりの面白さだった。さすが世界のナリシーゲ、いいものを企画なさる。
- そうそう、ナリシゲのカタログもらってきたんだった。あとでちゃんと見よう…
- とりあえずわたしは、シンポジウムメインで聞いた。
- オーラルセッションも聞きたいのがぼちぼちあったんだけど、初日に出たヤツのクオリティの低さに心をくじかれて移行出る気がせんかった。
- 川口先生の時実賞受賞記念講演はかなり良かった。内容は、先生のやられてきた皮質微小回路の仕事のまとめ、みたいなカンジ。
- あとなんかΦが重要らしいよ(ΦдΦ)
- えらい寝やすいイスがあった。びば名古屋国際会議場。
- 来年は神戸。近場で助かります。
- てか来年のプレナリーはLeDouxとRushworthか。いまから期待。
- ちゃんと名古屋名物食べたよー↓
- 中国語で「お客様へ」は、「尊敬的客人」…
- え、コレ学会の感想?
思いついたら足していこう。
2009.09.19(Sat)
ということで、またあしたー。
(えー、えー)
追伸
『The R Tips』の再版、こころよりお待ちしてます。
2009.09.18(Fri)
が、なんだかんだで23時過ぎちゃったので、また明日~。
(えー)
2009.09.15(Tue)
(※A0プリンタを所有する近隣のラボで刷らせてもらう魂胆の先輩、若干1名をのぞく。)
われわれM1をはじめとする「見学」(まさに文字通り、「見て学ぶ」)組は、明日の早朝発です。
最初のセッションが8:30開始なので、7時ごろには新幹線乗らなきゃな。
それまで、はりきって見聞して参ります。
2009.09.14(Mon)
脳実習2日目
またクモ膜および血管を剥ぎながら、その灌流域を同定。
そして脳における3D把握の一大ポイントである、脳室。
みんな、観察切り上げるのが早いけど、ちゃんと分かってるかっていうと…う~ん。
まあホントの理解には、解剖学・組織学・発生学の視点が必要だからね。
とくに脳の三次元構造は、いくら図説でみても分かりづらいものだから。
実物を実際に手で触りながら確認することは、脳の形態理解のいちばんの近道ですよ。
2009.09.13(Sun)
Koch…かなぁ?
難しい。
2009.09.12(Sat)
事前登録してないから、紙媒体がないのがけっこう痛い。
めんどくさいけど、明日やるか…
2009.09.11(Fri)
みなさん、まだけっこう直すところがおありですね。
ていうかいま解析中、ってのも。
(`・ω・´)o
2009.09.10(Thu)
昨日今日と、はやくも熱燗ですよ。
よもや9月あたまでお燗することになるとは思わなんだ…
2009.09.09(Wed)
脳実習1日目
かなり急な参加のお願い(しかも研究室大勢で)を認めていただいた医学部の先生に感謝。
そして、御検体としてわたしたちに貴重な機会を与えてくださったかたがたにも。
最初にまず日程などについてのガイダンスがあり。
その後、前半は脳の外観(血管走行・髄膜・溝・回)の観察。
後半は脳神経の観察。
今日はいずれも、外からの観察でした。
脳神経なども、一部わかりにくい(というか脳取り出しのときに損なわれちゃってる)ものがあるものの、大丈夫。
うちのラボから参加してる先輩が、カギ付きピンセットでえらいテキトーに顔面神経・内耳神経をつついて、
専門なんだしさ。
せっかくの機会、もっと集中してやってくれ。
2009.09.08(Tue)
今月末に連休が発生したせいでスケジューリングが難しかったのか、今年は第1・2日目だけ神経科学大会の前に飛び石であります。
残りの日は9月末にかたまってるんですけど。
はりきって実習してきます。
てか、9月にそんな連休あったんだ…
われわれには一切関係のないことだよ。
ジャーナルクラ部についての思いつき
web向けに紹介を書くひまがないのです。
FigureとLegendを貼り付けた部分は消さなきゃダメだろうけどな。
あとレジュメは箇条書き形式になってて、【ジャーナルクラ部】のような語り口調ではないので、「読む」のには適してないとは思うのですが。
放置よりマシ、ということで。
2009.09.07(Mon)
ま、あたしは発表しないので、「先輩がたのポスターにいちゃもんをつける係」ですが。
まあちょっと、いろいろ反論を警戒しすぎてポスターが細々してしまってる部分はありますが。
みなさん、まだ10日前なのに、準備は着々です。
(ポスターっていうのは1週間前に焦って、3日前にいよいよ焦って、1日前に完成するものだよ、ワトソン君)
2009.09.06(Sun)
だから今やるの。
この、たった一度きりのM1の夏休みに!
(馴化訓練を)
2009.09.05(Sat)
どうやったら、あるニューロン活動が時間感覚の神経メカニズムだと証明できるのだろうか。
あんましパッとした課題は思いつかんなあ…
2009.09.04(Fri)
まちがって消しちゃった(´・ω・`)しょぼーん
2009.09.03(Thu)
メモリ・CPUは期待できなさそうですが、それでもサスペンドからだと3秒で起動できるそうです。
なにより評価できるのは、UbuntuをもとにしたLinuxOSを積んでいるとゆーところ。
LinuxZAURUSから撤退したことをきっかけに、一時は「Fuck○n' Sh○t SHARP!!」とまでSHARPを罵っていたわたしですが。
(いや、そこまでは言ってないよ…)
やはりリナザウでのすばらしいユーザ・インタフェースのノウハウをもったSHARPがつくる、Linuxウルトラモバイルとなると、期待せざるを得ない。
LinuxならばりばりRも動くだろうし…
4万5000円か…
ごくり…
2009.09.02(Wed)
これがないと、溝の位置もなにも分からず、アトラスから予測するしかないですからね。
ウチみたいな分かりやすい領野を対象としてるラボでは、別に頻繁にみるわけではないんだけど、いちおう必須です。
(`・ω・´)o あたしえらい。
以外に食えるね。
まあフツーに、水ギョーザ的な味。
焼きギョーザとして売られてる製品を水ギョーザにしようとして茹でるとデロデロになっちゃうけど、電子レンジならそれもないし。
2009.09.01(Tue)
(´・ω・`)しょぼーん