2018年1月

2018.01.31(Wed)

1月は衰退しました。
あたしです。
あっちゅーまに年明けからひと月。
今月はあんまりいいコトない月だったなー。
いろんな事務仕事がちょくちょく割り込んでくるし。
実験機器まわりは果てしなく壊れるし。
全然データ増やせなんだ。
でもま、実験のほうは何とかメドがたちまして。
課題制御はついに憎きMatlabから脱却。
オープンソースな環境を整えることができました。
これは個人的にかなりの進展です。
古い唄にもあるように「必要は発明の母」ってヤツね。
壊れるからこそ新しくできる。
人間、必要に駆られないとなかなか動けないもんです。

2018.01.30(Tue)

咳がツライので大根買ってきましたー。
あたしです。
つって、おとといも書いたけど。
咳は出るものの、のどが荒れてるワケではなく。
気管の粘膜が炎症してるみたいな雰囲気なので。
大根食って効くかはビミョーですがね。
むしろ、スーパーまでの夜道を歩いたもんで。
それによる症状悪化のほうが深刻である。
ここでくえすしょん!
あたしは道すがら、何をしていて悪化したのでしょうか!?
(1) 咳をしていた
(2) 『そして、神戸』を歌っていた
ヒント:今年の神経科学学会は神戸大会です。
自業自得である。
コーベー (((;゜д゜))) ナイテドウナルノカー
にしても、大根の高さですよ。
1本で240円もしたでな。
普段なら絶対買わないよこんなもん。
いつもは年末に1本100円くらいの大根を買い溜めし。
年末年始の食料にするんですが。
今年はできなかったんですよ、高くて。
そのころから値段かわってないっす。
大根本位制?
大根本位制導入されたの?

2018.01.29(Mon)

朝っぱらから新システム稼動。
配線とかいじってたら何やら不調も出て悩みましたが。
pythonの課題制御自体は思った以上にいい感じです。
1ヶ所、シリアルまわりでつまづきまして。
今日の終了後に調整してたのですが。
解決策を思いついたので、明日は大丈夫だろう。
やはり新システムはいい。
ついて……ないけどな別に。

2018.01.28(Sun)

モンハン動画みながらおとなしくしてました。
あたし@休暇です。
なんか夜間の咳が完治しなくてなー。
どうにも本調子ではない状態が持続しておるのです。
夜の冷気にあてられると、咳が出て睡眠が阻害される。
日中はたまーに咳するくらいなんだけどなぁ。
冷気を吸うとケホンケホンとカラ咳が出るっていう。
のどが痛いとかそういう系ではなく。
気管粘膜が過敏になってるみたいな雰囲気です。
それはそうと、今回のモンハン。
いつのまにか発売から数日が経過していたようですが。
PVや動画でみてると、えれー楽しそうですね。
あたし、モンハンって動画ではちょくちょくみるものの。
自分ではシリーズ通しての未プレイ勢なんですが。
今回の「ワールド」はものっそ面白そうにみえます。
モンハンって、究極のおつかいゲーっていうか。
限られたマップでひたすら作業してる感が強くて。
いままで自分でやろうという気は起きなかったもんだけど。
今作はなぜか魅かれるものがある。
単純にヴィジュアルが綺麗ってのもそうだし。
やっぱワールドの広さとシームレス移動により
冒険・探索してる感
があってとてもよい。
あと受付嬢さんかわいいです、相棒。

2018.01.27(Sat)

いろいろやんなきゃならん作業があったのですが。
もー全部あとまわしでいいや。
来週からホンキ()だす。
たまってるお仕事はというと~。
年度末につき、来年度の講義日程も確定しつつありますし。
直近ではポスターと口頭発表もある。
意外に神経科学の抄録締切も迫ってる。
そして、先週あたまに壊れた実験機の直しと。
先週末に壊れた機材の直しと。
あと依然として体調不良、と。
……これはもはや呪われているとしか。
もうダメぽ。
(;´д`)
とりま優先順位をつけて片付けていきましょう。
実験機材の直しはもちろん最優先なんだけど。
発表にはデータが必要だし。
ここ最近で取れてたデータの方向性も確認したいんで。
並行してこの解析も進めんとなー。
けっこう泥くさい下処理が必要なもんで。
それがどうしても気が乗らんのです。
腰と首が決定的に死にくさる。
死に至るデータ解析。

2018.01.26(Fri)

とある講義のちょっとした打ち上げでした。
といっても、履修者の半分が再テストになったので。
完全に打ち上がったという感もなく。
なか締めみたいな。
こちらだって、全員すんなり通せばラクなのですが。
昨年度の学生の出来が、いろいろ問題だったもので。
評価基準が厳しくなっております。
どうやら学年全体でそういう現象が起きてるらしい。
上のひとたちのやらかしで次年度が厳しくなるという。
げに尊きかな先達の負の遺産。
どんだけだ。
( ´д`)

2018.01.25(Thu)

なんか講座のメンバー、みんなゲホゲホしてるんですが。
大丈夫だろうかウチの教室。
学級閉鎖になりそう。
(教室だけに。)
あたしも依然としてのどと鼻の調子が悪いですが。
熱とかは出てないのでまだ大丈夫です。
というかあたしの場合、最初に関節炎が出てくるので。
関節が痛くなったらすぐ休もう。
出張中に来てた見積りを本日発注しまして。
これで今年度の科研費は使い切ったはず。
やっとこひと安心太郎。
業者さんが値引きして残額ちょっきしにしてくれたし。
今年も残額あわせの無駄なものとか買わずに済みました。
研究費の適正執行である。

2018.01.24(Wed)

クッソ寒い。
やばい。
凍る。
こおりです。
池の水は凍ってるし。
たんぼに霜柱はたってるし。
すずめはふくらんでるし。
(*´ω`)
そういや今日ボスが
「霜柱は基本、関東でしかできないのになー」
って言ってたな。
関東ローム層だとできやすいらしい。
ぜんぜん知らなんだ。

2018.01.23(Tue)

連続出張を終え、平穏な日常が戻りました。
なお機器不良により実験はできません。
あたしです。
平穏とは……
(;´д`)
土曜の出張に発つまえに突如ぶち壊れましてね。
今回は思いもよらない壊れかたでした。
結構ふとい金属棒がバッキリ折れたという。
あないとおそろし。
他にもちょくちょく懸案事項は立て込むし。
まぁ出張の日はこういうことが起こるものです。

2018.01.22(Mon)

引き続き本日も出張でした。
といっても、今日は学術的なお仕事。
阪大で研究会。
テーマがあんまり好きじゃないトピックだったんで。
イマイチ気乗りしないとか言ってたんですが。
良いほうに予想が外れ、とても勉強になる会でした。
たいへん嬉しい。
あと、うちのボスがなんぞ暗躍しまして。
べつの機会での演者役が降って湧きました。
たいへん嬉しくない。

2018.01.21(Sun)

戻りましたー。
あたしです。
いやはや、意外に疲れました。
半日強のあいだ立ちっぱなしだったんで。
あと帰りに大学寄って仕事してきたため。
やっぱいい歳こいてムリはするもんじゃない。
あいかわらず鼻っ風邪みたいなカンジで鼻は出るし。
乾燥でのども痛ぇし。
年寄りの冷や水。

2018.01.20(Sat)

出張につき朝更新です。
あたしです。
今回は完全に事務仕事での出張なので。
100%ヤル気なし。
いちおう給料分はちゃんと仕事してきます。

2018.01.19(Fri)

昨日つくったArduino用のアルミケース。
やっつけ仕事にしては結構いいかんじです。
なおノイズ低減効果は不明。
Arduino用アルミケースの写真
はいコードレス(嘘
研究室のボール盤が小型で、太いドリル刃がつかないんで。
BNCをたくさんつけるのが意外とたいへんでした。
下穴をテーパリーマで頑張って広げるという。
pythonでの課題実装のほうも、順調です。
今日は、いままで切ってたOpenGLに対応する作業。
これで水平同期とブロッキングが効くようになったので。
フレーム単位で正確なタイミングが取れるようになるハズ。
あたらしい系をつくるのはやっぱ楽しいのう。
苦労も多いけど勉強になる。
(*´ω`)

2018.01.18(Thu)

おっけー、アナログ連続取得も実装できました。
やはりpython側の問題だった。
あたしです。
これで一応、実環境でタスクが動くようになったんで。
試行条件とかを設定すれば、使えるはずです。
そうなってくると、いよいよmatlabは要らない。
ということはWindows環境も要らないわけで。
新調した実験用PCは、Linuxにしていい気がしてきた。
昨日発注したパーツが早くも今日届いてくれたんで。
とりあえず組み立てはさっき終えたんですが。
明日はこれにUbuntuを入れて使ってみよう。
現状、開発は自席のUbuntuでやってるわけで。
pythonまわりは問題なく動くことが確約されてます。
ただ、ドライバなんかが提供されてない可能性もある。
マザボ機能や、とくに重要なのはグラボ関係。
OpenGLが動かないと致命的だし。
もしそうなったら、諦めてWindowsにしましょうかね。

2018.01.17(Wed)

pythonによる課題の実装。
今日でわりかし調べが進みました。
課題自体の構成はじつは以前につくってありまして。
あとはI/Oまわりを整えれば使える状態だったのですが。
いろいろ確認しながら実装せにゃならんので。
そこまできて面倒になり、放置してたのですね。
今後とも多かれ少なかれ使っていきそうだし。
本当はI/O用のプラグインを整えるとよさそうですが。
とりま実験復旧優先で書いていくことに。
となると、いま要るのはアナログ入力とデジタル出力。
今日はひとまず簡単なところから試運転しつつ。
何とか実用できそうかな、という見通しがたってきました。
現段階ではまだ不備が残っちゃいましたが。
引っかかってるのはアナログのリアルタイム連続取得。
シリアルが遅いのか、どうしてもデータ抜けが出てしまう。
ただこれは、単純なシリアルモニタでは見当たらないんで。
python側のclearあたりが悪さしてる気がする。
改行コードじゃないタイミングでバッファを消してるのかな?
ともかくシリアルよりメタなとこに落とし穴がありそう。
あともういっこ。
デジタル出力はさすがに単純だったのですが。
pythonのライブラリ側に不備があってつまづきました。
たとえばシリアルにAって文字を送りたい場合。
pyserialを直接使ってれば、Aをバイトコードして
dio = serial.Serial()
dio.write("A".encode())
とかって送ればいいと思うんですが。
いま使ってるライブラリにもsendってラッパがあるんで。
一応、そっちを使ってたのよね。
なのにこのメソッド。
intを受け取るくせに、chrにしてからwriteに渡すんで。
pyserialから
TypeError: unicode strings are not supported, please encode to bytes: u'A'
って怒られる。
文字列への変換が完全に余計である。
なので、当該の関数の定義をsudo geditで無理やり開き。
上記の部分を書き換えてしまいました。
(ホントは開発者に連絡するべきかも。)
ファイルとしては
/usr/local/lib/python2.7/dist-packages/expyriment/io/
にある_serialport.py
この478行目(ver 0.9.0の場合)の
self._serial.write(chr(data))
ってトコを、
self._serial.write(data)
に変更して上書き保存。
これでライブラリのsendメソッドも
dio.send("A".encode())
ってなカンジで動くようになりました。
以前はこんなことせずともちゃんと動いてたんで。
開発の過程でバグが入り込んだんですかねー?
気が向いたらリリース履歴とかチェックしてみます。

2018.01.16(Tue)

あああぁぁぁぁああああああぁぁぁ
PTB動かしてたPCが死んで実験が中止になりました。
あたしです。
以前から起動に失敗することが多い端末でしたが。
今日は立ち上げ成功までにすげー時間がかかり。
なんとか起動したので実験をはじめたものの。
Matlabが動かんかったっていう。
この実験スクリプトは、あたしがつくったものではなく。
前任者(異動済)がつくって、すでに運用されてたシロモノ。
仕方なく引き継いで使ってたのですが。
見事なスパゲッティコードで読むと気分が悪くなります。
しかも今回は、Matlab自体が
Internal Error
というなんの情報量もない表示で頓死しまして。
エラーコードもエラー行も提示されないし。
何が原因で落ちてるのか、皆目検討がつかず。
なんか無駄にGUIハンダラとか使われてるんだけどさ。
そのへんで死んでるカンジがするんだよね。
スクリプト本体にパラメータを渡すトコまで行ってない。
こんな見た目だけの機能、使わなきゃいいのに。
とりま、代替機を組むためのパーツは見積りを取りました。
発注が通ればこれは今週中にも届くでしょう。
でもこの際だから、もうMatlabからおさらばしたい。
有償ソフトはこういうとき身動き取りづらいんで。
気軽に環境移行できるオープンソースな系を整えたい。
やっぱPythonでやるべきかなぁ。

2018.01.15(Mon)

土曜に注文しといた本が早くも届きましたー。
これで一夜漬けのお勉強ができます。
ありがたやありがたや。
注文した本の写真
神経心理学コレクション『失行』
つっても、ざっと読んでみたカンジは
「うーん、まぁべつに」
みたいな感想ですが。
これは本が悪いということではなく。
あたしがこの分野苦手なだけ。
やっぱりこう、純粋な実験科学ではないというか。
主観の混じりまくった人間観察哲学
みたいな印象がぬぐえないんですよね。

2018.01.14(Sun)

チーズケーキでも焼こうかと思いまして。
ヨーグルトの水切りをしといたんだけど。
材料が足りんことにいまさら気づいた。
あの水切りヨーグルトどうするよ
(;・ω・)
きゅうりがあればザジキでもつくろうかと思ったが。
野菜も全然ないんだなーコレが。
たまねぎしかない。
人呼んでカタリナのジークマイヤー。

2018.01.13(Sat)

いろいろとやらねばならぬことは多いんですが。
ヤル気は出ず。
あと寒い。
あたしです。
とりあえず再来週の研究会の勉強せにゃならんので。
今日は本を一冊発注してきました。
安心と信頼の医学書院 神経心理学コレクション。
正直、研究会のテーマは苦手なハナシというか。
変に哲学寄りになるのが嫌いな古典分野なのですが。
あまりに何も知らないと、全然勉強にならんからね。
予習大事。

2018.01.12(Fri)

昨日の新年会は相当抑えつつの参加だったので。
気を取り直して身内で新年会。
…いや「会」っていうもんでもないな。
焼き鳥食いにいっただけw
鶏といえば、また親鶏を買いたいのですが。
宅配のタイミングが読みづらくて、まだ買えていません。
焼き鳥屋さんにも親鶏はなかったしなぁ。
深刻な親鶏ロス。

2018.01.11(Thu)

近隣の教室と合同の新年会でした。
が、まあそういう席ではあんまり飲めないんで。
静かにしてました。

2018.01.10(Wed)

出張の手続きをしました。
と、日記に書くぐらいメンドクサイっす。
本学の出張手続き。
とりあえずは泊まりの出張が2つ。
あと近場で研究会があるので、日帰りでそれも。
計3つですね。
日帰りだと朝のうちに一旦登校する必要があるんで。
泊まりじゃないのも、それはそれでしんどい。
もちろん泊まりの出張もめんどい。
つまりは出張したくないでござる。

2018.01.09(Tue)

新 章 突 入 !
(授業準備の。)
どうやら講座の経費で教科書系も買えそうらしいので。
図書室でいい本みつくろってこようかなぁ。
でも本学の図書館、ぶっちゃけ蔵書数がカ○なので。
あんま参考にならんのよね。
ジュンク堂とか行ってこないとダメか。

2018.01.08(Mon)

正月は終了しました。
次回のお正月先生の作品にご期待ください。

2018.01.07(Sun)

おお。
なんか明日は祝日らしい。
知らなんだ。
まだイマイチお屠蘇気分が抜けきらないので。
明日はダラダラ怠業することにしよう。
次の章の講義資料作成も、とっとと着手せにゃならんしね。

2018.01.06(Sat)

お屠蘇気分で正月らしいハナシでも。
初詣でおみくじって引きました?
アレの原理というか、理屈を考えていたのです。
まああたしは初詣自体いってないんだけど。
簡単のため、古典的なおみくじについて考えます。
フツーは、社務所というか授与所で
割り箸のたくさん入った筒(ふたに棒1本分の穴)
みたいのをジャラジャラと振って。
出てきた棒の番号のくじ(ふだ)をもらう。
ここで、百歩譲って神さまが存在するとしましょう。
神は死んだとか、ケチなこと言いなさんな。
融通の利かない哲学者でもあるまいに。
本来、神さまの神託を得るには複雑な手続きが必要で。
神職のひとがゴタゴタと儀式をしなければならん。
これは庶民にはできない。
そこで、ありがちな神託の内容を選択肢として用意しておき。
神託を必要としてるひとは、単に棒を1本引く。
この棒を引く過程に超自然的意思が介入して
いまそのひとに要るメッセージが書かれた紙の番号
を引かせてくれる。
というあたりが、現代的なおみくじの解釈でしょうかね。
つまり、
神さまがわたしに合った番号を出してくれる
からこそ、結果出てきた紙ペラに
いま現在のわたしに向けたメッセージだ
というありがたみが感じられる。
じゃあ、このおみくじ。
受付のおねーさんに、直接
「○○番のくじをくれ」
といったら、自分で選んだ番号をもらえるのだろうか。
単純な直感としては、
「それはちょっと……」
という反応が返ってきそうな気がします。
チート防止(※)という観点もそうなんだけど、
自身の手でくじを取り出す行為に神の意思が介入する
という部分をすっ飛ばしているため。
(※ ○○番が大吉だと事前に知っている、等)
あるいは、神託の内容(を決める番号)を決める過程に
神託を受けようとする人間風情側の選択の余地
があるのがダメっぽい、という風にも思える。
ブラインドで番号を引く、神のみぞ知る過程
だからこそ、結果に神の意図を感じるのではなかろうか。
じゃあ、たとえばその神社のくじが50番まであるとして。
メルセンヌ・ツイスタで1--50の整数疑似乱数を1個生成して、
「この番号のくじをお願いします」
というのではどうだろう。
人間風情に完全なMT法の乱数解析は実質不能だし。
これなら引く側の選択の余地は存在してない気がする。
ただこの場合、シードが決まれば結果は一意なので。
乱数を発生しようとする時点で、出る番号は決まっている。
数学的に、完全に。
なので、こういう決定論的な過程では、神さまが
「こいつにはこの番号の助言を授けてやろう」
という手心を加える余地までなくなってしまう。
神さまといえど、いまさら数学法則は捻じ曲げられまい。
あとこの方法は、例によってくじ棒を引く過程がない。
なんかこう、あのジャラジャラがないと締まらないし。
神さまもジャラジャラじゃないと介入しづらいかもしれない。
よってもう一歩工夫しましょう。
お金を払ったら、まず筒からくじ棒を引く。
そして、その番号を乱数生成器のシードにする。
んで、乱数を1個生成して、その番号のくじをもらう。
これなら自分に結果の選択権がないのは同じ。
シードが決まってしまえば、出る番号も決まるけど。
そのシードの決定権は、くじ棒というかたちで神さまにある。
そもそも普通のくじにおいて、神さまは
○○番のふだには□□と書いてある
という対応関係を全番号について把握していて。
くじを引いたひとごとに、
そのひとに適した内容□□が書かれたくじの番号○○
の棒を引かせてくれている、と考えられます。
これに対して上記のシード法の場合も、
○○の値をシードにすると△△の値が出る
という対応関係は決定論的に決まっている。
人間には到底予測不能だけど、なんせ神さまですもの。
そんな対応関係なんて全部把握されてるに違いない。
言い換えれば、もともとの
くじ棒番号○○ → 神託□□
という導きかたに、もうひと手間足した
くじ棒番号○○ → 発生乱数値△△ → 神託□□
という構造になったに過ぎません。
左から右への対応関係は一意に決まるので。
このひと手間を加味する程度、神さまには簡単でしょう。
まあちょいと微妙なのは、この方法の場合、
乱数のシードに使う値○○
は、くじ棒の番号ぶん(いまの例だと1:50)しかありません。
そしてくじふだも1から50まで用意されてる。
しかし1:50をシードに1--50の自然数乱数を1つ生成したとき、
それが1--50に一対一でマップされる可能性はとても低い。
つまり、どうあがいても引かれないふだが出てしまいそうです。
試してみましょう。
> # 入力値xをシードにしてから1--50の乱数発生
> godknows <- function(x) {
+   set.seed(x); ceiling(runif(1, min = 0, max = 50)) }
> 
> # くじ棒で7を引いた場合、50を申告して50番のふだをもらう
> godknows(7)
[1] 50
> 
> # もっかいやっても同じ
> godknows(7)
[1] 50
> 
> # 各1--50のくじ棒を引いた場合
> n <- sapply(X = 1:50, FUN = godknows)
> n
 [1] 14 10  9 30 11 31 50 24 12 26 14  4 36 13 31 35  8 42
[19]  6 44 40 16 29 15 21  1 49  2  5  5 27 26 23 23 43 32
[37] 28 20 22 35 11 46 25 38 32 10 49 29 19 36
> 
> # 度数分布を調べる
> n <- factor(n, levels = 1:50)
> table(n)
n
 1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 
 1  1  0  1  2  1  0  1  1  2  2  1  1  2  1  1  0  0  1  1 
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 
 1  1  2  1  1  2  1  1  2  1  2  2  0  0  2  2  0  1  0  1 
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 
 0  1  1  1  0  1  0  0  2  1 
> 
> # 出せなくなっているふだの数は
> sum(table(n) == 0)
[1] 12
ね?
たとえば3番のふだは、何番の棒を引いても授与されない。
「死にフダ」になってしまうわけです。
table(n)の結果を参照。)
でもこれは、あくまでこのシード法でくじを引いた場合。
そんなことをする愚か者の人数は限られてるわけで。
神さま側としては、その馬鹿用の番号を1個キープ。
残りのふだは普通のひと向けに使えばよいでしょう。
上記のとおり、この馬鹿は7番の棒を引くと「50」と言ってくる。
そこで、50以外のふだには通常の神託を書いておいて。
フツーにくじを引いたひと用に使いましょう。
ただし、これらのひとには絶対に7番のくじ棒を引かせない。
一方、50番のふだにはバカ向けの神託を書いておき。
神さまは
計算機端末をひろげて授与所にきた頭おかしい奴
(またの名をあたし)
をみかけたら、7番の棒を引かせてやるわけです。
するとこの馬鹿は案の定50番のふだを要求してきて。
いざ開いてみると
第五十番 大凶
つぎはメルセンヌ・ツイスタより実装がシンプルな
Xorshift法にするがよい。
とかいう、ありがたいご神託が書いてあるっていう。
神さまなんだし、そのくらいの粋な計らいがあってもよかろう。
……「お正月らしいハナシ」かコレ?
(;・д・)

2018.01.05(Fri)

突発的に新年会でした。
とくに計画とかはしてなかったんだけど。
ちょうどお客さんがきたので。
年始をいいわけに暴飲気味な日々を送ってたものの。
たまたま昨日は休肝日にしてて助かった。
せっかく飲みにいくなら、おいしく飲みたいもんね。

2018.01.04(Thu)

御用始め早々、死にゆくWindowsのサルベージ。
ずっと使わずにしまいこんでたWin7機がありまして。
これを使えるようにする作業をしてました。
じつは去年のうちに、起動確認はしてみたのですが。
パスワードを完全になくしているという。
ゲストアカウントとしてログインしても、何もできず。
無事死亡。
ただま、これはどーにかテキトーにハックしまして。
新しい管理者アカウント作成までいったのが、昨年末のこと。
しかしその後、Windows Updateが利かないという問題が発覚。
サービスの停止・再開とか、エージェント自体の手動更新とか。
いろいろ試しはしたものの奏功せず。
端末のトロさも手伝って、志半ばで投げ出しておりました。
んで今日になって、注文してた増設用メモリが到着。
8GB体制で臨んだところ速度は多少改善されたため。
ついでに件のUpdateの問題にも着手したという経緯です。
症状としては前述どおりUpdateが利かない。
Updateの画面から更新プログラムを調べようとすると
現在サービスが実行されていないため、Windows Updateで
更新プログラムを確認できません。
このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。
というダイアログが表示されます。
しかもUpdateアイコン下部のボックスには
(NULL)のソフトウェアについての詳細を確認します。
というイカレたメッセージが。
某クソゲーの
テキストがまだない
を彷彿とさせます。
とりま、前述のダイアログに再起動うんぬんと書いてるんで。
ひとまずコンピュータを再起動してみるも、当然ダメ。
このエラーはUpdateのサービスがオフだと出るらしいですが。
コントロールパネルの[管理ツール]→[サービス]で
  • Windows Update
  • Security Center
  • Windows Modules Installer
  • Background Intelligent Transfer Service
あたりの関連するサービスを調べても、問題なし。
(「自動」または「遅延開始」になってる。)
あえて一旦とめてから
net stop bits
net stop wuauserv
net start bits
net start wuauserv
でサービスを再起動してみてもダメ。
以前XPのSP1で、エージェント(※)自体が死んだことがあって。
(※ Windows Updateのプログラム本体。)
そのときは手動でエージェントを入れ直したら回復したので。
windowsupdateagent-7.6-x64.exe
あたりを落としてきてインストールしてみてもダメ。
てか、Windows Updateまわりはそもそも不具合が多いので。
ひとつの症状に対して、いろんな原因が潜在していて。
検索すると、一貫性のない多様な対処法がみつかるんですよね。
んで、的外れな方法を試してるうちに嫌になる、と。
結論からいうと、今回の原因は更新履歴等のデータベース。
Windows Updateは更新内容の履歴を内部に保管していて、
このパッチはすでにインストールした
この更新プログラムはユーザが手動でスキップした
みたいな情報を管理しているわけです。
更新作業時は、Microsoftのサーバに更新情報一覧を取りに行き。
その結果をこの内部データとつきあわせて、
「これとこれの更新はまだしてませんよ」
とユーザ側に提示してくる。
今回は、その手元側のデータベースが壊れていたようです。
おおかた、更新データ確認中に無理やり切ったとか。
そんなとこじゃないかな?
対処法としては、手元のデータベースを一旦捨てちゃえばOK。
更新試行時に、データがなければ作成してくれるそうなので。
この際ディレクトリごと再構築しました。
管理者権限でコマンドプロンプトを実行してから、
C:\Windows\system32> net stop wuauserv
  Windows Update サービスを停止中です.
  Windows Update サービスは正常に停止されました。
C:\Windows\system32> ren %Windir%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
C:\Windows\system32> rd %Windir%\SoftwareDistribution.old /S
  C:\Windows\SoftwareDistribution.old、よろしいですか (Y/N)? y
C:\Windows\system32> wuauclt /detectnow
というカンジ。
たぶん雰囲気としては
  • Windows Updateの停止
  • 既存の更新プログラムデータベースを一旦リネーム
  • どうせいらないのでついでに削除
  • 更新プログラム検出の明示的実行
ということでしょうか。
リネームとかせず直接消せないのかどうかは不明。
これでWindows Update上の表示も正常に戻り。
更新プログラムのチェックも利くようになりました。
あたしの場合、Updateにプロキシが通ってなかったんで。
netshで串を刺し直すという、もうひと手間いりましたが。
まあそれは別のハナシ。
(しかし研究者にはよくあるハナシ。)
C:\Windows\system32> netsh winhttp show proxy

現在の WinHTTP プロキシ設定:
    直接アクセス (プロキシ サーバーなし)。

C:\Windows\system32> netsh winhttp set proxy proxy-server="xxx.ac.jp:8080"

現在の WinHTTP プロキシ設定:
    プロキシ サーバー:  xxx.ac.jp:8080
    バイパス一覧     : (なし)
これでなんとか、Windows Updateが動き始めました。
その後、更新プログラムのチェックに小一時間。
プログラムのダウンロードにさらに小一時間かかりましたが。
なんとか修復できた模様です。
これだからWindowsは嫌いじゃよ。
(;´д`)-3

2018.01.03(Wed)

お年賀用にクッキーとパウンドを焼いたりしてました。
あたしです。
とはいえ、今日もバッチリ仕事はあるので。
朝6時から起きて下拵えしたり。
夜中までせっせとパッキングしたり。
平時より忙しい気がするのは何故…
(;・д・)

2018.01.02(Tue)

いい加減、ぼさぼさしてきた髪を切りたいが。
この寒さではムリである。
そもそも手がかじかんでハサミが持てないっていう。

2018.01.01(Mon)

あけおめ ヾ(・д・)ノ゙ ハン・ソロ~
ということで明けてしまいました。
今年もよろしくお願いします。
例によってあたしは元旦からフツーに登校。
勤務時間分はキッチリ仕事して帰ってきました。
(\祝日に「勤務時間」はないのよ!/)
はてさて、毎年恒例の素因数分解。
今年は2018年ということで。
結構割れそうな気がするけど、どーかな?
まず2で割って1009。
あれ、意外とビミョー?
……うーん。
3・5はダメだし。
意外と7・11あたりで……うん、ダメ。
えーと13…17…19…23…29。
もう暗算がキツくなってきたぞ。
31では…割って32.5なんぼか。
じゃあもしかして終わりじゃね?
> primitive(2018, verbose=TRUE)
2018 = 2^1 * 1009^1
あ、ホラやっぱりね。
拍子抜けでござる。