2015年2月

2015.02.28(Sat)

デスクトップ機修復用のパーツが届いてるんですが。
梱包をとくとダンボールゴミが出るんで。
それを結うのが面倒で開封してませんwww

てかそれ以前に、部屋のものを捨てないと。
いい加減ゴミ屋敷化がひどい。
学部時代のノートとかは、さすがに捨てんとな。



てかそうか。
今日でもう2月終了か。
はやい、そしてはやい。

この世に生を受けて早幾星霜ですが。
いまだに2月の短さに慣れませぬ。
28日て。


2015.02.27(Fri)

最近、馬鹿ばかしい見落としが多いなぁ。
今日も延々、駄バグに悩まされてしまった。

例によって最近やってるRでの解析なんですがね。
関数をlapplyしたあとにname属性が引き継がれなくて。
明示的に付置しようとしてもうまくいかず。
結局は、もとの変数にまだnameがついてなかったという。

もーホント馬鹿じゃないの。
(;´д`)


2015.02.26(Thu)

"Hotline Miami 2"の続報きたー!
-----(o゜∀゜o)-----!!!

各プラットフォームとも2015年3月10日発売だって。
もうすぐじゃねーか。
しばらく続報ないままだったけど。
ちゃんと水面下で開発進んでたんですね。

でも日本PSNは、やっぱ配信ないのかな。
ローカライズは別にしなくてもいいが。
「海外版のみ」扱いで日本配信あったらいいなぁ。

最近、そーいうタイトルもぼちぼちみかけるし。
あってもいいと思うんですが。
どーでしょう。


2015.02.25(Wed)

あーなるほどそういうことか。
くだらんバグに1日費やしてしもうた。
バッカじゃないの。
(;・д・)


2015.02.24(Tue)

むぅ。
ぼちぼち自作パッケージの関数群を再整理したい。
いろいろいきあたりばったりで足してるんで。
ずいぶん書き散らかってきてしまった。

ただ、パッケージの中身変えるとなぁ。
コード自体を書き直す手間はもちろんだけど。
ドキュメントも直さねばならんのよね。
それがなかなか面倒度たかい。


2015.02.23(Mon)

うーん。
新しい解析のプログラム書いてるんですが。
このデータひさびさすぎて勝手がわからん。
というか結果がどっかおかしい。

いちおう先行研究に則ったアルゴリズムなんだけど。
傾向が違いすぎるのよね。

やっぱ借り物そのまま採用するだけじゃダメか。
ノイズレベルに応じて調整せなんと。


2015.02.22(Sun)

普段、のど飴以外に飴は食べないんですが。
さきごろ、ひょんないただきものをしまして。
観世宗家飴なる、なんぞ仰々しい代物です。


こんなん

なんでも観世流なる能の流派があって。
流派というか、観阿弥世阿弥の直系なので。
能楽の第一党なのだと思いますが。
その公演時に販売される飴だそうな。

あたしはそういった文芸の類はからっきしですが。
たぶんありがたいものなのだろう。

ただこれ、5種類の金太郎飴が入ってて。
和風のモチーフの柄になってるんですが。
その柄と味の組み合わせが
になってるもんで。
味の意外感はんぱない。

まあ「味は全部一緒」とかだとつまんないから。
バリエーションがあるのは嬉しいわけですが。
にしてもマスカットて。
せめて「さくら」は桜風味でもよかったような。


2015.02.21(Sat)

いい加減、部屋のデスクトップ機の修復しないと。
サイトの更新はラップトップでできてるけど。
This War of Mineの続きができねー。

正確には、別端末でもSteam入れればプレイはできるが。
セーブデータはサルベージしてないんで。
戦争手記がまた1日目からになっちゃうからなぁ。
それじゃあ意味がない。


2015.02.20(Fri)

つらつら思うこと。

少しまえに気づいたんですが。
当サイトの神経生理の駄文。
ちょっとした用語をググると結構上位に出まして。
たとえば「ホジキンサイクル」はGoogleで2位です。

ホジキンサイクルなんて、神経生理の初歩。
活動電位の発生機序の基本であって。
教科書の最初のほうで習う内容なのに。
そんなメジャー用語でも、本サイトが上位候補になる。

これはべつに、ウチの文章が優れてるってことではなく。
ネット上のリソースが足りてないと考えるべきでしょう。

優れた解説ページがあれば、それを読めばいいわけで。
本サイトのいいかげんな記事を読む必要はない。
裏を返せば、そういう他の選択肢がないからこそ。
あたしの怪文書なぞが読まれるわけです。

そう考えると、やっぱり
フリーで読んで勉強できる日本語のまとまった解説文
ってのが、いまの神経科学には足りてなくて。
初学者のための自学素材が不足してるのかもしれない。

もちろん、そういうウェブサイトがないわけなくて。
神経科学のいいサイトはたくさんあるんですが。
それでも英語ページと比べると、まだ十分ではなく。
その現状は、分野の発展のためにならない。

その意味で、あたしの怪文書にも多少の価値はあるし。
同時に、早いとこ記事を充実させたいなぁ、と。
思いを新たにするわけです。

少なくとも、神経生理だけじゃあ片手落ちなので。
せめて神経解剖の解説を、早く完成させたいとこです。

でもあたし、すきま時間で作業するのが苦手でなー。
まとまった時間がとれないと、どーにもこーにも。
理想と、現実と、鈴と。
みんなちがって、理想がいい。


2015.02.19(Thu)

学位認定の最終審査が終わりました。

最終審査では、教授会で製本版の博士論文を回覧し。
申請者ごとに投票で決議するんだそうなのですが。
あたしはめでたく、反対票も白票もなく。
ちゃんと学位がもらえそうです。

でも聞いたら、この段でも反対票や白票が出ることもあって。
さすがに否決されることはそうそうないんだろうけど。
反対意見ぐらいはわりとあり得るそうな。
けっこう意外。

だってこの投票って、審査手順の最終段階で。
ここで弾かれると、学位が出ないだけでなく。
学位申請の資格そのものも消え去りますからね。

だからこそ最終版は、様式に従うのはもちろん、
「これなら文句は出ないに違いない」
ってカタチに整えておかねばならず。
逆にそのレベルでなければ、指導教官がGoを出さないハズ。

そのフィルタを乗り越えて提出された論文なわけだから。
よっぽどでなければ全部満場一致で通るんだろうと。
そういう認識でいましたわ。
ただの形式じゃないんだ……(無礼)


2015.02.18(Wed)

論文を投稿しましたー。
どうもあたしです。
( ´д`)

ホントは昨日投稿する予定だった…。
というか投稿作業は行なったのですが。
間違ったバージョンを送ってしまうハプニングがあり。
再投稿してて今日になりました。

願わくば寛大な沙汰があるといいんですがねー。
どうなることやら。
すでに憂鬱です。


2015.02.17(Tue)

なんぞまた寒い。
関東は積雪のおそれとかなんとかで。
今年はホントおおいねー。
まあ冬らしくていいことだ。


2015.02.16(Mon)

ででっでー、でででーでー♪
\ふっかーつ/
(o・∀・o)

と、いうことで。
トラブルで更新止まってましたが。
やっとこ復活しました。
あいすまぬあたしです。

更新停止期間の日記も以下に貼り増しとくし。
詳しくはそちらを読んでくださいなんですが。
2月14--15日のあいだはサイトの更新が止まっていて。
この間の日記は、16日に一気にアップしたものです。

原因は端的にいえばPCの不調。
「予定は未定」ってぐらいよくある話よねです。
以前からネット回線関係の更新停止は予告してたけど。
それとはまったくの別件っていう。
(;´д`)

じつはまだデスクトップは直ってない状態で。
不調の原因も解明できてないんですが。
とりあえずSDDからデータをサルベしまして。
現在はラップトップのほうから更新しています。

一昨日のぶんで書いた変換ケーブルとかは結局買わず。
存在も忘れてた先代PCに配線むきだしでSSDをつなぎ。
スレイブとしてむりやりデータを移しました。

ただ、この旧端末はかなり高確率で起動にコケるし。
(……ということを今日思い出さされた。)
ITX機は箱あけて作業するのも面倒おおいので。
早いトコ、とっととちゃんと修復せねばな。

まーそれはともかく。
一番大事なSSDも壊れてなかったことだし。
いまは9課再建を素直に喜ぼうじゃありませんか。


2015.02.15(Sun)

DVIケーブルを調達してきましたが。
デスクトップはやはりうんともすんともいわず。
(´・ω・`)しょぼちーん

BIOS関係の起動画面すら出てないので。
これはWindowsがイカれたとかではなく。
GPUが死んだか、コンデンサが死んだか。
いずれにしてもボードかなぁ。

プロセッサが故障した場合にはどうなるのかな。
CPU付けずに起動とか、試したことないんで。
その場合、どの画面まで出るのだろうか。
わからん。

でも、あたしの感覚ではM/Bの故障はありがちなので。
今回もそうなんじゃないかという気がするのよね。

電源って可能性は捨てきれないけど。
いちおうCPUファンは動いてるし。
ファンは回せどCPUは動かない程度に容量が落ちるとか。
そんな壊れかたするかな、電源ユニットって?


2015.02.14(Sat)

ちーん。
下宿のデスクトップ機が頓死しました。
あたしです。

とくに前兆なんかはなかったんですが。
今日帰宅してスイッチ入れても、画面が映らず。
CPUファンが虚しくまわるだけという。

マザボのスプラッシュスクリーンすら出ないので。
これはHDMI出力の根元がイカれちゃったか。
あるいはマザーボード全部死んだか。
どっちかかな…。

CMOSクリアしても変わりがないし。
HDMI以外の映像出力を明日試してみて。
それでだめならボード自体でしょうか。
(現状、手元にDVIケーブルがない。)

まあボード以外は無事な可能性が高いので。
SSDのデータも無事だとは思うけど…。
SATAを読み出すすべがないのでわかりません。

壊れた端末は、のうこびの更新に使ってた機体で。
データはまるまる、メインディスク内に置いてたため。
サイトの更新は少なくともしばらく停止。

とりまSATAの変換ケーブルでも買ってきて。
データをサルベージしてから考えよう。
それさえできれば、更新作業はラップトップでできるし。
デスクトップの修理はゆっくりやればいいか。

ただ、SSDごと死んでたらダメージでかい。
その場合、もうウェブサイト閉鎖かもね。

この文章は、いちおう
更新環境の再構築後にあげる今日のぶんの日記
ってことで書いてまして。
更新停止中も、日記はこうして毎日書いときますが。
SSD死亡時は、これらが日の目を見ることはないでしょう。


2015.02.13(Fri)

……あれ?
予想外のものを予約できた気がするんだけど。
ホントに予約完了してんのかコレ?



そういや神経科学学会の演題登録。
さらに締切延期されましたね。
2回延びるってのは初めてな気がする。
(震災のときを除くと。)

なんぞ神経科学学会は会期が早まったようで。
これまでの9月開催が、今年以降はずっと7月開催。
今年はその切り替わりの年にあたるため。
演題登録が集まってないのかもしれません。

いやーとはいえなぁ。
1度こうやって2回延期やっちゃうと。
来年以降もみんなそれ期待しちゃうから。
ますます正規締切までには演題が集まらなくなって。
泥沼になる気がするよ?


2015.02.12(Thu)

どうしようか二の足を踏んでましたが。
神経科学学会、演題登録しておきました。

先週の時点では、抄録は準備しつつも、
「今年は別の学会でもいいかなー」
と、もはや焦るのも忘れていたのですが。
まーいちおう、例年通り1週間延びたので。
せっかくだからポスター出すことに。

もともとの締切は先週金曜の正午で。
その段階では、参加登録すらしておらず。
延びたあとの真の締切が、明日の正午。
んで、参加・演題登録をさっき合わせてやったんで。
あたし史上もっともギリな演題登録だったかもしれん。

いつもは最低限、正規締切以前に演題まで登録し。
延びたあと1週は、念のための訂正期間にしてたからね。

アカデミックで生きていくということは、
「焦る必要のないところでは手を抜く」
というスキルを身につけるってことなのじゃよ。
(;´ω`)


2015.02.11(Wed)

なんぞ国民は休みだったらしき。
昼前にやっと気づいた。

祝日って、以前は大学の門が閉じてたんだけど。
なんか最近、開いてるんですよね。

たぶん工事関係の車両が通るためっぽいんだけど。
門の状態で世間的休日を知っていたもんで。
いつも開いてると、世間様の様子がわからりん。



ときになんか、腰がチョー痛いです。
寒いせいかしら。
湯治に行きたい。


2015.02.10(Tue)

先日、D論の事務最終締切が終わりましたので。
最終版を副査の先生がたに提出しました。

万一不備があったら、直してまた提出の繰り返しになり。
結局どれが最終なのかグダグダになりそうなので。
事務の締切をまって、確定版ってことで、ね。

普通は最終製本版をズバッともっていくんでしょうが。
とあるすじから、
「製本版のD論って、貰っても本棚に溜まってくんだわ。」
「捨てるわけにもいかないし。」
というウワサを聞いていたので。
(いちおうそのぞんざいな発言の主は伏せときますがw)
まずはメールでPDF版をお送りしてみました。

そしたらすぐに、副査の先生から
「いや製本版の紙媒体も欲しいがや」
っていう返信がきたので。
結局のこのこ、お渡しにいくという。
本棚の肥やしになるってハナシは何だったのか。
(;´ω`)?

まあ、最終版は両面刷りの設定にしてて。
デジタルで読むより、紙で読む用の組版になってるから。
紙媒体を貰っていただければ、あたしとしても僥倖ですわ。



ついでに今日は、投稿論文原稿も書き直しを終え。
何度目だかすでにわからない、教授へパスしました。
やばい仕事してるあたし。
ゲームやってるだけのひとじゃないのよ。

こっちの原稿も、ぼちぼち投稿できそうだけど。
いろいろツッコミどころはあるだろうから。
査読で何いわれるか、いまから戦々恐々です。


2015.02.09(Mon)

登校したら机上にデスソースが置いてある恐怖。
なにこれ呪い?
丑の刻参り的なヤツなの?
(※ ただの差し入れでした。)

にしても今日はチョー寒かったですね。
昨日は雹降ってたし。
雹ってか霰?
どっちが小さいほうだっけ。



突然ですが。
This War of Mineのプレイ日記を開始してみました。
いやーThis War of Mine、かなり好みだったもんで。
どうしても皆さんにオススメしたくてな。

YouTuberなら動画上げたりするトコでしょうが。
しがないテキストサイト管理人なあたし。
プレイ日記ぐらいしか方法が見当たらなくて。
泥臭く、テキストでいくことにしました。

完結まで根気がもつか自信がないし。
グダグダプレイになる可能性もありますが。
晩ごはん中の暇つぶしにでも。
お読みいただければさいわいです。


2015.02.08(Sun)

ひさびさにカーテンを洗った。
…のはいいんだけど、全然乾かん。

暖房つけると乾きは良くなるんだけど。
閉め切っちゃうから、すぐ湿度が飽和して。
結局乾かないっていう。


2015.02.07(Sat)

もう2月1週おわりかー。
ぼちぼち扉絵さ描かねばなぁ。

2月あたま、サイトの存続可否がわからなかったんで。
これさいわいと、扉絵も描きも保留してたという。


2015.02.06(Fri)

紙の重さを計算する用事があったので。
ついでにそのメモ。

コピー用紙には、さまざまな厚みがあって。
写真用紙みたいな特殊紙は除くとしても。
超薄いペラ紙から、ケント紙みたいな厚紙まである。

で、こーいう紙のスペックは
厚さ0.09mmです
とかいわれてもわかりづらいので。
厚さではなく、重さで示すことになってて。
束用紙の包み紙とかに書いてる、
坪量70g/平方m
とかいうやつがソレ。

これは読んで時のごとく、
1平方メートルあたり何グラムか
という数値で。
ようは1m×1mの紙の重さ。

用紙1枚の重さは、これを用紙サイズに換算すればOK。
たとえばA4用紙は297mm×210mm。
なので、上記の70g/m2の場合、
> 70 / 1000^2 * 297 * 210
[1] 4.3659
で、おおよそ1枚4.4gだとわかる。

ちなみに普通のコピー用紙は65g/m2ぐらいなので。
A4用紙1枚で約4グラム。
上質紙だと70--80g/m2程度になり。
両面厚口紙は90g/m2くらいで5.6g/枚。
ケント紙は150g/m2とかで9.4g/枚です。
(すべてA4。)

あと印刷業とかでは、連量といって、
四六判(1091mm×788mm)1000枚の重さ
を単位にする場合が多いらしい。
たとえば「連量60kg」みたいに。

この場合、四六判は0.86m2なわけだから。
坪量は、グラム換算し0.86×1000で割ればOKで。
> 60 * 1000 / (0.86 * 1000)
[1] 69.76744
で、坪量約70g/m2ってことですね。


2015.02.05(Thu)

くるみ製本追記。

製本の際、
表紙開いていきなりタイトルページ
ってのはなんか唐突なので。
(別にそれでも悪いワケではない。)
原稿の前後に白紙のページを入れることがあり。
これを「遊び紙」といいます。

遊び紙は、原稿と同じ用紙でもいいんですが。
色紙みたいな飾り紙をつかうことも多く。
あたしは今回、A4の和紙を入れてみました。

# ときにこの和紙、100枚入りのを買ったんで。
# あと90枚くらい残ってるんですが。
# どうやって消費したものか。

一方、いわゆるホントの本みたいな上製本の場合。
遊び紙に似て非なる「見返し」というものがあります。

見返しは通常、本文より厚手の紙で。
遊び紙と同様、本文の手前に入ってる白紙ですが。
表紙の内側と同じ材質の紙であるのが特徴です。

これは見返しが、単なる白紙の挿入ではなく。
倍のサイズの紙を、表紙と本文に貼り付けたものだから。

たとえば、A4サイズの上製本の場合。
本文の中身部分は、まず表紙とは別に綴じられて。
そのうえで表紙と貼り合わせられます。
このとき、A3用紙の片側を表紙の内面に貼り付け。
もう半面の根元を、本文の背表紙側に貼る。
これによって、本文と表紙の分離を防止するんですね。

正確には、ここで貼るA3の紙全体を「見返し」といい。
そのうち表紙に貼り付けた側を「きき紙」。
本文側に残った側は「遊び紙」にあたります。

いってみれば、遊び紙ってのは
本文より外側に入ってる内容のない紙
という機能に基づく定義であって。
くるみ製本なら、原稿サイズの白紙を挿し込んでつくるし。
上製本なら、見返しの片半側がその役を果たす。
…といえば正確かな?
(上製本では、見返しに加えて別の遊び紙を入れることも。)

前置きが長かったけど、ここから本題。
くるみ製本には、製本の構造上、見返しはないので。
遊び紙は白紙をいれるだけになりますが。
この場合、表紙の内側は、まんま表紙の裏面で。
強度的にも、みためにもいまひとつ。

で、思ったのが。
元原稿の前後に、1枚ずつ遊び紙を入れますよね?
ここでその外側に、さらにもう1枚ずつ白紙を入れといて。
くるみ製本後、それらを表紙の内面に貼り付ければ。
上製本っぽく表紙の内面を隠せるんで。
より上等な仕上がりにできるんじゃね?

もちろんこれは、原稿サイズの用紙を入れただけだから。
ホントの見返し紙のような丈夫さは期待できないが。
貼り合わせによって、多少は表紙も頑丈になるし。
結構いいかもしれません。
機会があったら試してみたいと思います。


2015.02.04(Wed)

ちゅーことで。
製本したD論を提出し終えました。
あたしです。

原稿は昨日の朝、キンコーズにもってったんですが。
通常便だと仕上がりは夕方ということでした。
やっぱ混んでたのかな?

もちろん、そんなには何時間つぶせないから。
翌日受け取りにして、今朝取ってきまして。
電子データとともに、昼過ぎに事務に提出。

これがいちおう最終版になるハズなんで。
問題が生じなければ、これにてD論作業は終了です。
このあとまだ別の仕事が立て込んでるんで。
ぜんぜんひと息つかねーんですがね。



ちなみに製本版は、両面印刷で70ページぐらい。
両面用の厚口用紙つかっても、薄手な仕上がりです。

ま、厚くなきゃいけない決まりもないし。
単に厚くしたければ、行間や余白をクソ広くしたり。
フォントや図を無駄にでかくしとけばいいんだけど。
それは馬鹿っぽいしね。
LaTeXの美しい組版を崩す理由がない。

片面刷りにすると厚さはもうちょい増しますし。
学位論文類はなぜか片面印刷の風習があるので。
あたしももとは、片面原稿でつくってたんですが。
数日前に先生に聞いたら、
「いやべつに両面刷りでぜんぜんいいわ」
「てかページ数水増ししても、重いし邪魔なだけ」
だそうで。
それならコンパクトに両面のほうがいいわ。

もちろん、原稿の両面化はまったく苦労なし。
クラスオプションをtwosideに書き換えるだけ。
これで綴じしろもヘッダも、偶奇別で組まれるし。
右ページ起こしもLaTeXが自動でやってくれるんで。
LaTeX先生さまさまですわ、ホント。



論文関係で製本つかうひともいるかもなんで。
キンコーズのくるみ製本についてメモしとく。

今回あたしは、
っつー仕様の発注になりまして。
1冊あたり、580円くらいのお値段になりました。

内訳は、まずくるみ製本が1件320円。
表紙用のA3ノビのレザック紙が80円。
そこに表紙原稿をコピーするのが110円で。
あと、1冊ごとじゃないけど、全体まとめて
「その他特別加工 200円」
というよくわからんモノが上乗せされてるんで。
消費税をつけると、だいたい1冊580円ぐらい。

なかなかセコいのが、表紙の印字。
これ、本文と別にA4原稿としてもっていって。
それをレザック紙にコピーしてもらうわけですが。
この際は必ずカラーコピー扱いになるのね。

だから、論文表紙なんて文字が書いてあるだけで。
絵柄が入ってるわけでもなんでもないわけですが。
それでも、1枚110円のコピー代になるわけです。
汚い、さすが汚い。
(いや印字はきれい。)

納期は、混んでなければ数十分のときもあり。
遅くとも2--3時間という噂だったんだけど。
今回は6--7時間みられました。
このへんは時期等にもよるんでしょう。

いずれにしろ、何日もかかることはないだろうから。
生協の製本サービスに預けるよりよっぽど早いし。
仕上がりも上々です。
論文学生のみかた、キンコーズ。

ただ、上製本はキンコーズの通常サービスにはなく。
扱ってはいるらしいけど、詳細は不明なので。
上製本指定の場合は、べつの業者がいいかもね。


2015.02.03(Tue)

あ、ホントだすげぇ。
どうみても八王子って書いてある。
(;´д`)

うまるちゃん、八王子暮らしだったんや。
気づかなんだ。


2015.02.02(Mon)

D論の最終提出がせまってきたんで。
今日はその作業。

博士論文の提出にも、何段階かあるわけで。
たとえば最初に事務に出すヤツは、もはや
「学位審査お願いする予定ですからねー」
って意思表明が目的みたいなところがあって。
その時点での製本は、バインダーや自前の製本でOK。
どうせまだまだ改訂するわけだしね。

ただ、あたしはこのたび公聴会も終わり。
今回出すのが最終提出版となるので。
このバージョンは、1部がそのまま大学図書館に。
もう1部は国会図書館に保管されるため。
ちゃんと業者で製本してもらってこねばなりません。

とはいえ、そのへんも本学ではわりとゆるい。
大学によっては上製本指定のトコもあるんですが。
本学の場合、くるみ製本で十分だそうな。

なんせ学位論文提出の説明会資料に、
「最終版は学生便覧程度の品質の製本を目安に」
って書いてあるからね。
学生便覧って、フッツーのレザック表紙だけど。
あのクオリティでいいの、っていう。

ということで。
上製本だと日数やら金額やら面倒ですが。
そのへんの懸念は幸いにも不要。
キンコーズあたりで、ぱぱっと仕上げてこよう。

■ LaTeXによるPDFのフォント埋め込み ■

んで、紙媒体はそれでOKとして。
じつは電子媒体の準備もせねばなりません。

というのも、去年あたりからだったかな?
本学ではD論の全文PDF公開が義務になりまして。
(やむを得ない理由があるなら別だけど。)
そのためのPDFを、紙と一緒に提出するんですね。

まぁあたしは執筆LaTeXなので。
いわれなくとも原稿はPDFで仕上がってるんですが。
このPDF、公開用にフォント埋め込み必須なんで。
そのへんの作業が少々必要になりました。

てことで、まずは現時点での埋め込み状態を確認。
Adobe Readerのプロパティの[フォント]タブで
となってるフォントは埋め込まれてます。



ただこの画面は見づらいんで。
pdffontsコマンドで調べたほうがラク。

$ pdffonts doctoralThesis.pdf
name                                 type              emb sub uni object ID
------------------------------------ ----------------- --- --- --- ---------
Ryumin-Light-Identity-H              CID Type 0        no  no  no       5  0
WBDEKZ+NimbusRomNo9L-Medi            Type 1C           yes yes no      12  0
GothicBBB-Medium-Identity-H          CID Type 0        no  no  no      14  0
PRUSNN+NimbusRomNo9L-Regu            Type 1C           yes yes no      18  0
JOILYZ+NimbusSanL-Regu               Type 1C           yes yes no      23  0
VKBSRK+rtxr                          Type 1C           yes yes yes     89  0
WKWJEE+NimbusRomNo9L-ReguItal        Type 1C           yes yes no     138  0
OHFSPR+TimesNewRomanPSMT             Type 1C           yes yes no     298  0
PTFDDY+Arial-BoldMT                  Type 1C           yes yes no     301  0
JHLRUZ+TimesNewRomanPSMT             Type 1C           yes yes no     461  0
[以下省略]

emb列がyesになってれば埋め込まれてて。
noのフォントは埋め込まれてません。

あたしの場合、
が埋め込まれていませんでした。

上2つと下3つは、どうやら別の理由に起因するようなので。
それぞれ別個に対処します。

■ dvipdfmxでのRyumin・GothicBBB埋め込み ■

まず前者について。
だいぶまえにちょっと書きましたが。
誤解を恐れずいうと、RyuminとGothicBBBは
フツーの明朝体とゴシック体
という意味で。
「フツーなんだからPDF閲覧ソフトに入ってるでしょ」
という判断で埋め込まれません。

この設定は、dvipdfmxのcid-x.mapにおいて
%% Ryumin and GothicBBB found in PostScript printers:
rml  H Ryumin-Light
gbm  H GothicBBB-Medium
rmlv V Ryumin-Light
gbmv V GothicBBB-Medium
というかたちで、
「デフォルトの明朝・ゴシック体はフツーで(意訳)」
という指定がなされてるためらしい。

なので
$ sudo gedit /usr/share/texmf-texlive/fonts/map/dvipdfmx/cid-x.map
とかから、この設定部分をコメントアウトし。
%rml  H Ryumin-Light
%gbm  H GothicBBB-Medium
%rmlv V Ryumin-Light
%gbmv V GothicBBB-Medium
代わりにちゃんと実態のあるフォントファイルを
rml  H KozMinPro-Regular.otf
gbm  H KozGoPro-Medium.otf
rmlv V KozMinPro-Regular.otf
gbmv V KozGoPro-Medium.otf
のように指定する。

要るかわらんけど、念のため
$ sudo mktexlsr
$ sudo update-texmf
もやっときました。

あとはdvipdfmx時に、
$ dvipdfmx -f /usr/share/texmf-texlive/fonts/map/dvipdfmx/cid-x.map doctoralThesis.dvi
のように-fオプションを付けてやればOK。
晴れて小塚フォントが埋め込まれました。

フォントの埋め込みは著作権が不安なトコですが。
公式のFont Permissions Tableによると、Adobeには
  1. 表示・印刷用ドキュメントへの埋め込み可
  2. 再編集できるドキュメントへの埋め込み可
  3. 個人利用に限るフォントの加工可
  4. Digital Publishing Suite購入者が使用可
  5. オープンソース
の5段階のフォントライセンスがあるそうで。
小塚フォントのライセンスは
と書いてあります。
つまり(1)に該当する、閲覧用の埋め込みは許される。
…っていうことだよね?

いちおうTeX Wikiによると、
Adobe Readerに付属の小塚フォント(※)はReaderからのみ利用可能
dvipdfmxで流用することはできない
とのことらしいけども。
(※ KozGoPr6N-MediumKozMinPr6N-Regularあたりかな?)

これは、埋め込めない細工が組み込まれてるのか。
あるいは
「ライセンス上、流用しちゃダメですよ♥」
っていうポーズなのか。
そのへんは不明です。

どうせあたしはAdobe製品多々買ってるので。
そっちに付属の小塚フォントなら無問題じゃろう。

■ dvipdfmxでのHelvetica他の埋め込み ■

次にHelveticaとSymbolですが。
これも埋め込まれない理由はほぼおなじ。
つまりこれらのフォントは、基本中の基本なので。
「どんな環境でも、これらは入ってるハズでしょ?」
っていう扱いをされてるワケです。

ただし、その指定がされてる場所がさっきと違う。
このひとたちの処遇はghostscriptによるものです。

なので、ghostscriptの設定ファイルを
$ sudo gedit /etc/alternatives/ghostscript-current/Resource/Init/gs_pdfwr.ps
などによって開きまして。
30行目あたりの標準フォント定義の部分
/.standardfonts [
  /Courier /Courier-Bold /Courier-Oblique /Courier-BoldOblique
  /Helvetica /Helvetica-Bold /Helvetica-Oblique /Helvetica-BoldOblique
  /Times-Roman /Times-Bold /Times-Italic /Times-BoldItalic
  /Symbol /ZapfDingbats
] readonly def
から、該当フォントをコメントアウトする。
/.standardfonts [
  /Courier /Courier-Bold /Courier-Oblique /Courier-BoldOblique
%  /Helvetica /Helvetica-Bold /Helvetica-Oblique /Helvetica-BoldOblique
  /Times-Roman /Times-Bold /Times-Italic /Times-BoldItalic
%  /Symbol /ZapfDingbats
] readonly def
これでこの2つは "standardfonts" じゃなくなった。

あとはもっかいdvipdfmxしてやればOKで。
晴れてHelveticaとSymbolも埋め込み完了です。

環境によっては
$ dvipdfmx -f dlbase14.map doctoralThesis.dvi
のように、dlbase14.mapを指定せねばいかんらしいけど。
あたしの場合は不要でした。



これで電子媒体の原稿も作成完了。
ちゃんと全フォント埋め込むことができました。
いつまでもこれ残ってると、落ち着かんので。
製本ができ次第、とっとと提出しちゃいますかね。

あと、上記でいろいろ面倒しましたが。
ダルければAcrobatで埋め込んじゃうのも手です。

やってないので、ホントにできるか保証しかねるけど。
自分のPDFだから、著作権保護とかも外しておけるし。
たぶん問題なく埋め込めるんじゃないかな?


2015.02.01(Sun)

おや?
なんかフツーに部屋のネットつながるし。
もちろんサイトも消えてませんね。

…と、いうことで。
改めましてどーもこんばんわ。
ナビゲーターのあたしです。

なんぞよくわかりませんが。
とりま、サイトがバツっと消える事態は免れたようで。
えがったえがった。
(*´ω`)

ただ、現状がどういう状態なのかは依然不明で。
ちゃんと契約更新が適用されてるのか。
あるいは単に、ちょっとロスタイムなだけで。
しばらく経ったら回線契約ごと切られるのか。
そのへんは保証の限りではありません。

なので、2月いっぴを生き延びたのは結構ですが。
今後どうなるか、まだわかりませんよ?(謎伏線)