私達の戦争手記 - TWoM: Anton and Cveta

Steamで販売中の "This War of Mine (TWoM)"。
購入から、けっこうどっぷりハマっているあたしですが。
このたびAnton & Cvetaのグループがアンロックされました。

この2人は、ともにかなり難易度の高い操作キャラクタで。
よりによってその2人でスタートするシナリオです。

で、ただプレイするだけでもいいのですが。
TWoMの宣伝のため、プレイ日記を書いてみようと思い立ちました。
こういったものを書くのははじめてなので。
最後までちゃんと書けるかどうか、わからないのですが…。
やれる限りやってみようと思います。

ゲームは(ゲーム内時間の)日数単位で進行するため。
プレイ日記のほうも、1日分ずつ書き足していくかたちにします。
現実時間で毎日更新できるとは限りませんが。
AntonとCvetaの戦争手記にお付き合いいただけると光栄です。

(ゲーム画面の著作権は開発・販売の11 bit studiosに属します。)

休止のお知らせ

現在、プレイ記休止中です。
飽きたとかめんどくさくなったとかではなく。
プレイに使ってたデスクトップが故障してしまったもので。
もうしわけない。

環境が直ったらプレイ記も再開予定ですし。
プレイ自体は早く復帰したくてウズウズしてるんですが。
休んでるうちにアップデートなどもあったようで。
セーブデータの互換がなくなってたらどうしよう…。

というかそもそも、PCが直るかどうかがまず問題ですが…。

基本説明

This War of Mine

メインページの日記のほうでも触れたのですが。
"This War of Mine" について、簡単に説明します。



TWoMは、内戦下の市民のサバイバルを題材としたゲーム。
いわゆるFPSやストラテジーでの戦争ゲームとは違う。
静かで陰鬱とした戦時下を描いた戦争ゲームです。

開発は "11 bit studios"。
ゲーム自体には、現実世界のどの紛争という設定はありませんが。
開発の発端はユーゴ内戦、とくにボスニア紛争をモチーフとし。
戦禍のリアリスティックな表現は高く評価されています。

プレイヤーの分身は、そんな戦下に生きる非力な一般市民。
政府軍により包囲された市内に取り残され。
補給遮断により、最低限の物資さえも届けられない廃墟において。
いつくるかもわからない終戦の日まで生き延びる。
その市民たちの生存の様子を描いたゲームです。

プレイは1--4人の決まったキャラの組合せで開始しますが。
ゲーム中でキャラが死亡することもあるし。
逆に新しいキャラクタが来訪することもあります。
1人でも生きた状態で終戦を迎えれば、いちおうはクリアです。

プレイは1日ごとを単位として進み。
1日は昼パートと夜パートにわかれています。

昼間、市内には軍による砲撃や狙撃の危険があるため。
明るいうちに外を出歩くことはできません。
そのため日中は、拠点の強化やクラフトを行ないます。
メンバー内に怪我人や病人がいれば、その治療を行なったり。
あるいは食事やラジオでの情報収集も、昼のうちに済ませます。

そして夜はスカベンジパート。
生物畑の筆者は、つい腐肉食を思い出してしまいますが。
ここでいうスカベンジは、ガラクタ漁り。
すなわち、夜のうちに荒廃した市街を歩きまわり。
生存に不可欠な食料や物資を集めてくるのです。

こうして、日中の準備と夜間の物資調達を繰り返し。
ともかく生き延びるのがゲームの目的です。

ただし、市街には他のNPCの生存者も存在し。
彼らに物資を先取りされてしまうこともあるし。
スカベンジ中に鉢合わせれば、戦闘になる場合もあります。

またその間、拠点も絶対安全というわけではなく。
夜盗(Raid)による負傷やアイテムの強奪の危険があります。
よって、スカベンジ中の戦闘用に武器を持ち出すだけでなく。
防衛用に、武器を拠点においていく判断が有効な場面もあり。
限られた武器や素材の管理が重要になります。

ちなみにTWoMは日数経過ごとのオートセーブ。
1日の途中で中断すると、その日の朝からやり直しになります。
そのため、例えば敵対集団との戦闘でキャラが殺されたとしても。
その瞬間にリセットすれば、その日の頭からやり直せます。

また、夜間のRaidにも乱数要素が存在するため。
貴重なアイテムが盗まれたとしても、それは確定ではなく。
何度もリロードすることで、別のアイテムが盗まれたり。
そもそも夜盗の襲撃が発生しなかったりします。

ただ、それはあまりにもゲーム的なので。
今回のプレイ日記において、そうしたチートは封印。
あくまでぶっつけ本番のプレイのみとし。
不都合なイベントなどが起きても、甘んじて受けますし。
戦闘で下手をうって殺されても、やり直し等はしません。

キャラクタ紹介: Anton

AntonはGood Mathematicianのパークが示す通り、数学者。
戦争勃発までは、大学で数学を教えていました。



これまで、研究と教育を至上命題としてきたAnton。
彼にとっては、抽象的な思考の世界がすべてであり。
暴力と犯罪など、異世界のできごとでした。

しかし戦争は、彼の世界を完全に打ち砕きます。
大学が爆撃され、多くの優秀な学生たちが死にました。
いまや彼の愛する数学が助けてくれることは何もなく。
Antonはもはや、彼自身のいうところの
「生きる術を知らない役立たずの年寄り」
でしかありませんでした。

ゲームシステム的には、Antonはかなりの難キャラ。
移動が遅いうえ、アイテムスロットも8しかないため。
夜間のスカベンジも困難ですが。
一方で戦闘能力も全キャラ中最低レベルなので。
拠点防衛にもあまり役立ちません。

固有パーク名はGood Mathematicianですが。
当然、数学が生存に役立つことは皆無です。

しかし彼は、廃墟となった大学地下に身をひそめていた時期があり。
その間、罠でネズミを捕って食料にしていた経験があります。
ゲーム中でも同様にネズミ捕りを設置できますが。
効率のよい罠の置きかたでも知っているってことなのか。
Antonで仕掛けると、ネズミがかかるまでやや短時間で済みます。

また、以前のプレイ時に判明したのですが。
Antonは当初、大学の学生たちと一緒に隠れており。
そこが軍に襲撃され、現在の拠点に逃げてきましたが。
その際、Antonを逃がすため学生たちが殺されています。
そのため彼は、自分の命を自分のものとは考えず。
学生たちから託された、学生たちの命だと考えています。

よってAntonは、能力値的には最弱レベルですが。
それに反し、生き延びることへの強い意思をもっていて。
哀しみや鬱などの、心理的マイナス状態には陥りにくいです。

キャラクタ紹介: Cveta

一方でCvetaは、小学校の校長先生。
子供たちに対する人一倍の愛情をもっています。



戦争勃発後も、しばらくは市街への攻撃はなかったのでしょう。
戦争という大人の都合で、子供の学業が妨げられるべきではない。
そう考える彼女は、戦下でも学校を閉鎖することはせず。
こんな状況だからこそ、教育を続けました。
「小学校に銃口を向けるひとなんているわけない。」
そう考えていたのです。

しかし政府軍の攻撃は激化。
すぐに市街地も銃撃と爆撃による戦火に飲み込まれ。
学校の目と鼻の先にミサイルが撃ち込まれたとき。
Cvetaの楽観は、学校中のガラスとともに崩れさりました。

さいわい児童たちとCvetaは無事でしたが。
廃墟となった学校で、もはやできることはなく。
教育者としての能力が、暴力のまえで如何に無力であるか。
Anton同様、彼女も思い知らされることになりました。

ゲーム上は、Cvetaも非常にツラい操作キャラです。
移動速度はAntonほど遅くはないものの。
アイテムスロットはやはり8枠のみ。
戦闘能力も期待できません。

また、固有パークはLoves Childrenですが。
これもAnton同様、ほぼ意味のない能力のようで。
これによって明確なメリットが生じることはありません。

以前のプレイでは、Cvetaがメンバーにいると
「お母さんが病気で薬が要る!」
という2人組の子供が拠点に来訪し。
薬や食料を与えるというイベントが発生しました。

これらの物資はただでさえ数が限られているし。
物々交換で出せば、非常に高いレートになるので。
それをcharityするのは、ゲーム上は明らかにマイナス。
もしCvetaの特徴が、これらのイベントの誘発だとすると。
Cvetaのパークはむしろ縛り要素だと考えられます。

Anton & Cveta

AntonとCvetaは、高校の同級生でしたが。
大学以降、親交があったわけではありませんでした。
しかし彼らは、その遥か未来で再会を果たすことになります。
高校生のときには、想像もしていなかった状況。
廃墟と化し、荒廃した市街において。



戦争のまえではともに無力であるAntonとCveta。
彼らは空襲で穴だらけになった廃屋に身を寄せ。
来る保証もない「救い」が現れるのを待ちながら。
互いに助け合って生き延びることにしました。

DAY 1

DAY 1: the day

さて、そんな不安な2人でスタートです。
これまでのプレイでは、開始時は3--4人でスタートし。
夜のスカベンジ・防衛をローテーションできましたが。
今回はプレイヤーキャラが2人しかおらず。
しかもAnton・Cvetaのいずれも非力です。

よって、怖いのは夜盗による強奪と防衛失敗での負傷。
貴重品を強奪されると、一挙にピンチになりますし。
防衛失敗時、戦闘能力の低いキャラは負傷しやすく。
しかも心理的にもダメージを受けてしまいます。
そうなると、弱ったキャラを休ませる必要が生じるので。
ますますジリ貧に。

なので、それを防ぐため。
早期における拠点のBoard Upが急務だと思われます。
拠点にはゲーム開始時、3ヶ所の穴が空いており。
これを塞がないと、夜間の襲撃や防衛失敗の可能性が高いのです。



そこで、拠点内のガラクタから素材をかき集め。
まずはWorkshopのupgradeを目指します。
さいわい、必要数のPartsが手に入ったので。
すぐにImproved Workshopを作成しました。



これでBoard Upがクラフトできるようになりました。
しかしその作成にはComponentとWoodが要ります。
これらは多くのクラフティングにおける基本素材で。
他の拠点設備の拡充と素材を競合することになります。



とくに初日に重要なのがBed。
Bedがあれば、日中のうちにキャラを寝かせておき。
夜間の防衛やスカベンジにまわせるので。
早期のBedの作成は必須であり。
たいていこれに資材が消費されてしまいます。

しかしその点、この2人は恵まれています。
開始時点から、拠点内にベッドが2つもあるのです。
拠点内にはたいてい、最初から少数の家具がありますが。
ベッドが2つに椅子にアームチェアなんて初めてです。
おそらく難しいペアへの救済処置なのでしょう。

そのおかげで、ベッドに初期資材を割く必要がなく。
夜までに、Antonが2つのBoard Upを完成させました。


Board Up前


Board Up後

その間、Cvetaは拠点内の探索と掃除。
プレイ開始時には、拠点内にはゴミの山が積まれ。
一部のドアにはバリケード。
いくつかのドアやタンスは、鍵がかかっています。

障害物の先には探索ポイントが設置されているため。
Cvetaでゴミの山をかきわけて、素材を拾いにいきます。
またロックされたドア類を壊すためにCrowbarが要るので。
拾った素材から、まずはMetal Workshopを設置。
そのうえでCrowbarをクラフトしました。



Crowbarは日本語でいうところの、いわゆるバール。
ドアやタンスをこじあけるのに使ううえ。
拠点防衛時には武器としてカウントされ。
夜盗からの防衛率にボーナスが付与されます。

こうしてなんとか、最低限の準備を終え。
1日目の昼は終了です。

DAY 1: the night

さて、続いて夜。
夜はスカベンジと防衛の時間。
キャラごとに、
を選択します。



これまでの経験上、Raidが発生するのは2日目以降で。
初日に夜盗に入られたことはありません。

そこで、CvetaがCrowbarをもってスカベンジ。
Antonは思いきって寝ておくことにしました。
こうすれば、翌日、Antonはすぐ作業を開始させられます。

スカベンジの行き先は、現状
がアンロックされています。

Churchは以前のプレイで理不尽な目にあっているので却下。
将来的に、トレード目的でいくのはありかもしれませんが。
いまは交換できる物資がありません。

Quiet Houseは、老夫婦が暮らしている家で。
盗みに入ればさまざまな貴重品が手に入りますが。
こちとらAnton・Cvetaでプレイしてる最中。
同じような境遇の老夫婦宅に押し入る気はおきません。
因果は応報するというし、他人には優しくします。
……と、この戦下でいつまでいっていられるものか…。

ともかく、いまは残る一択。
Ruined Block of Flatsにいきましょう。
説明文によると、armed thugsなどの危険はなく。
安全にスカベンジできそうです。

建物内は3階建て。
予想通り敵の姿はなく。
なかなかよい物資が残っています。

ただ、2階と3階の奥は鉄格子で封鎖されており。
ここに入るにはSaw Bladeがいりますね。
さいわい素材となるWeapon Partsが拾えたので。
明日、Metal WorkshopでSaw Bladeをつくりましょう。



アイテムが8スロットしかもてないうえ。
結局つかわなかったCrowbarが1枠埋めているため。
荷物がすぐにいっぱいになってしまいました。
今夜はここまでのようです。

DAY 2

DAY 2: the day

Cvetaは廃墟となったアパートから無事帰還。
PartsやElectric Partsなどの素材を持ち帰りました。
一方、拠点のほうも読みがあたり無事。
夜盗の襲撃は受けずに済みました。



スカベンジで疲労したCvetaはBedで休ませ。
その間、Antonが3つめの壁の穴を塞ぎます。
これで拠点の外壁はすべて修復済み。
夜間のRaidのリスクを減らすことができました。



引き続きAntonで拠点設備の強化。
CvetaがElectric Partsを見つけてきてくれたので。
ラジオを設置しましょう。



ラジオは有益な情報の入手のために不可欠です。
気象予報により寒暖の変化を調べたり。
市内の武装勢力の動向を知っておくことで。
それにあわせた拠点強化や物資収集ができるからです。



どうやらしばらくはまだ暖かい気候が続くようで。
物資面では、タバコの価格があがっているようですね。

一部のキャラは、タバコやコーヒーに好みがあり。
これらが不足すると精神面に悪影響が生じます。
ですがさいわい、AntonもCvetaもそうした依存はなし。
タバコの値上がりはとくに問題ないでしょう。

そうこうしているうちにCvetaが起床しました。
ではさっそく、昨日見た鉄格子の先へと潜入するため。
Metal WorkshopでSaw Bladeをクラフト…。
あっ!
クラフトリストのなかにSaw Bladeがありません。



うっかりしていました。
Saw Bladeは第2段階のMetal Workshopで作成でき。
初期レベルではクラフトできないんでした。

Improved Metal Workshopにするには…。
うーん、いろいろ素材が足りませんね。
貴重なPartsが5個必要なのもさることながら。
Component 30個にWood 15個ってのもつらい。



とくにWoodは、アイテム欄1枠に2個しかスタックできないので。
15個あつめるには8枠が必要。
Antonたちの荷物欄は、まさにその8ですから。
スカベンジ1回分、木材だけ集めて来ねばなりません。
これはちょっと、容易にはいかなさそうです。

その他、StoveやTrapもつくりたいところですが。
軒並み素材不足でクラフトできません。
仕方が無いので2人とも拠点内の掃除を進め。
拠点全体が片付いたところで、2日目の昼は終了です。

DAY 2: the night

さて続いては夜パート。
今日からはRaidの危険性があるため。
拠点のGuardは必須です。

感覚的に、Antonは操作時の背面攻撃性能は悪くないものの。
Guard時には高確率でケガをする気がします。
一方Cvetaは、スカベンジ中の戦闘はからっきしで。
しかも敵殺害時の精神ダメージが大きいものの。
Guard能力はAntonよりマシな気がします。

なので今回は、Antonでスカベンジ。
Cvetaは夜間の防衛にあたりましょう。
拠点にはいちおう武器になるCrowbarもありますし。
初期のRaidぐらいは耐えてくれるだろう。



スカベンジ先は
が追加されてますね。

ただ、昨日いったアパートにまだ物資が残っているので。
そちらの回収を優先します。

限られたスロットで何を持って帰るかですが…。
ここ2日、2人ともごはんを食べていないので。
明日あたり空腹がひどくなってくるハズ。
なので、まずは貴重な肉と野菜を入手し。
残りのスロットにComponentとWoodを詰め込みました。



これらの素材で、まずはCrude Stoveを設置し。
そのうえで食事をつくって飢えをしのぎましょう。

DAY 3

DAY 3: the day

さあ3日目。
Antonが頑張って資材と食料を集めてきてくれたので。
これをつかってごはnってうわ!
早くもきたか。
昨晩のうち、拠点にRaidがあったようです。



たださいわいなことに、相手もおっかなびっくりだった模様。
GuardしていたCvetaが怪我をすることもなく。
われわれの物資も何も奪われずに済みました。
心臓に悪い。

さて、AntonもCvetaも疲れきっていますので。
とりあえず朝のうちは2人とも寝ましょう。
…て、あれ?
誰か来たようですね。



拠点には数日ごとに行商のFrankoが訪れ。
物資の物々交換ができるのですが。
見たところ、Frankoではなさそうです。

いぶかしがりつつ出てみると、彼は隣人のKliment。
聞けば、市内で慈善団体が救援物資を配布しており。
Klimentは、空襲がはじまる前にできるだけ食料を受け取り。
その一部を分けに来てくれたというのです。



彼がもってきてくれたのは、3つのCanned Food。
(写真はどう見てもパンなんですがそれは。)
いうまでもなく、戦時下では貴重品です。
なんという隣人の温かさでしょうか。
もちろんありがたくいただくことにします。


気をつけて帰るんだよ!

さて、思いがけず食べ物を得ることができました。
とはいえ調理用のStoveは今後どのみち必要です。
睡眠をとり終えたら、予定通りCrude Stoveを設置しましょう。



また保管庫には、昨日Antonが持ち帰った食材が眠っています。
これらのアイテムはRaidで盗まれる可能性がありますが。
StoveでCooked Foodにしておくと、盗まれません。

なので、できたばかりのStoveでクッキングタイム。
野菜があるので、2人分の食事を一気に作成でき。
水を節約できます。



こうしてできた食事をさっそく食べ……
…るのではなく。
まずは先ほどもらった缶詰を食べましょう。



缶詰はトレードにも出すことができるため。
普段であればStoveでの調理品から食べるのですが。
これも先ほど同様、今回はRaidの脅威が大きいので。
大事に残しといて盗まれたら、目も当てられません。

胃袋に入れてしまえば、さすがに盗まれることはないわけで。
隣人のご厚意に感謝しつつ。
缶詰で空腹を満たすことにします。

DAY 3: the night

さあ夜間のスカベンジタイム。
行ける場所は昨日から増えていません。

ここ2日通っていたアパートは、まだ物資がありますが。
多くがComponentとWoodで、スカベンジの効率が悪いので。
希少なParts類を求めて、別のマップへ。
AntonがShelled Schoolへと向かいます。

Shelled Schoolは、爆撃を受けた小学校。
がれきの山がそこらじゅうを塞いでいます。
Cvetaの学校…なのでしょうかね…?
ここにはCvetaは来させられないなぁ。



たしかマップ右のほうには、何人かの住人がいますが。
ここに非難してる市民で、敵対はしていません。
また薬品棚からは、貴重な薬が拾えたと思います。

でもいま優先すべきは、クラフティング素材。
ゴミの山を片付けつつ、使えるものを探します。
結果、Partsを4つ、Electric Partsを1つみつけました。
残りのスロットはComponentとWoodで埋めて帰還します。

DAY 4

DAY 4: the day

4日目です。
拠点設備は最低限、整ってきていますが。
まだまだ予断をゆるさnってまた!?
昨晩もRaidがあったようです。



ただ、さいわい相手の意思は固くなかったらしく。
Cvetaがなんとか退けることに成功しました。
ケガ人も盗まれたものもなし。
これは早期のBoard Upが奏功しているようですね。

とりあえず、例によってまずは2人を休ませますが。
おや、また誰かが尋ねてきました。
行商人とも、昨日のKlimentとも違う。
みたことのないひとです。



彼は隣人のHenrik。
「こんなときこそ助け合わなくちゃ」
という彼が差し出したのは、なんとWood 20個!

これからだんだんと寒くなっていくなか。
薪が不足するだろうと危惧したHenrik。
大切にしていた庭木を切り倒すことを決意したそうです。
「誰か他のひとに切られるぐらいならね」
という彼は、その一部を分けてくれました。



先述のとおり、木材不足はAntonたちにとって死活問題。
Wood 20個は、一晩まるまるかけても集められない量です。
もちろんありがたく頂戴しましょう。
ありがとう!
なんか手伝えることがあったら言ってくれ。

このイベントは、これまでみたことがありません。
これもAnton・Cveta組の特徴なのでしょうか。
近隣住民が手助けをしてくれるっていう。

でも、いつまでもそれに依存はできないし。
もらった資材で、早急に拠点を整えたいところです。

とくに優先したいのは、まずTrap for Small Animals。
これがあれば食料の心配がぐっと減りますし。
万一夜盗に貴重品を奪われても、復帰しやすい。



また、Improved Metal Workshopも早いとこ設置したい。
これがあればSaw Bladeがつくれるようになりますし。
Hatchet(手斧)をつくれば武器にもなる。
いつまでも武器がCrowbar 1本では不安です。



しかしいずれにしても、PartsやComponentが足りません。
仕方ない。
夜まで待機して、スカベンジに賭けましょう。

DAY 4: the night

さて、スカベンジですが。
お、新しいマップがアンロックされていますね。
に行けるようになっています。



Military Outpostは、軍人のトレーダーがいて。
基本的には物々交換専用の場所。
一方のSemi-Detached Houseは…。
トレーダーを示すPossible Tradeの表記がありません。
ということは、敵対勢力に占領されてるパターンです。

現状、無理は得策ではないでしょう。
ここはもう一度Shelled Schoolに向かい。
クラフティング素材を集めてくることに。
結果、Parts 3個とWater 10個を発見し。
あとはComponentを持てるだけ持って引き揚げました。

DAY 5

DAY 5: the day

やっとこ5日目。
幸運にも、昨日はRaidがありませんでした。
バール以外に武器のない現状。
夜間の防衛でいつCvetaが負傷してもおかしくありません。
武器の調達が急務です。

さて、いつもどおり2人を休ませていたところ。
入り口に見覚えのある人影が。
やっと今プレイ初の行商Frankoが来てくれました。



このゲーム、所持金で買い物するという概念は基本存在せず。
取り引きといえば、物々交換になります。
内戦で、政府軍により物資遮断されてる状況下ですからね。
政府の発行した紙ペラに価値はないわけです。

トレーダーは決められたスカベンジ先に存在しており。
価値の高いものを持っていって、欲しいアイテムと交換します。
ただ、その際ももちろん荷物量制限はありますし。
あくまで夜間のスカベンジ中の作業なので。
帰るまえに敵に殺されてしまったら、荷物はロストします。

一方Frankoは、例外的なトレーダーで。
さまざまなアイテムをもって拠点にやってくる行商人です。
そのぶん交換レートは結構厳しいものの。
荷物量の制限を気にせず、安全に交換ができます。

とくに重要なのは、ComponentやWoodなどの基本素材。
これらはスカベンジで拾えるありふれたアイテムですが。
充分量集めようとすると、荷物のスロットを圧迫するため。
他の戦利品を拾う余地がなくなってしまいます。

なので、スカベンジでは価値の高いアイテムを優先して拾い。
それらを元手に、Frankoから基本素材を買うのがベター。
たとえばBandageはかなりの高レートで。
これひとつで8スロット分の基本素材と換えられます。



今回彼が持ってきたのは、Component 32個とWood 14個。
虎の子の貴重品を出して、全部買い占めました。

こうして素材が豊富になったところで活動開始。
まずは先日つくっておいたごはんで腹ごしらえ。
その後、次の2杯をあらたにつくっておきます。



続いてクラフティング。
Frankoのおかげで資材が集まったので。
満を持してMetal Workshopを強化。
Improved Metal Workshopにしました。



これで武器類のクラフトの選択肢が増えましたが。
ここから何をつくったものか…。

武器や工具の作成には、Weapon Partsという素材が要ります。
Knifeにはこれが3個。
Hatchetには5個が必要です。

しかし、今プレイはなぜかこの素材の拾得数が少なく。
現状、2個しかもっていないうえ。
Weapon類が残されているスカベンジ先がほぼありません。

ここで思い出したのがRuined Block of Flats。
あそこにはWeapon Partsは1つも残していませんが。
説明文上ではLots of Weaponsになっていたはずです。

ということは、初日に見た2つの鉄格子の先。
あそこにいくつかスカベンジポイントがあって。
そのなかにWeapon Partsもあるのではないでしょうか。

ということで、それに一縷の望みを賭けて。
手持ちのWeapon Partsから、Saw Bladeをつくりました。
Saw Bladeの作成には、Weapon Parts 1つが要りますが。
1つのSaw Bladeで鉄格子1つしか破壊できないため。
Weapon Parts 2個をSaw Blade 2個に変えます。



これでWeapon Partsの在庫は0になってしまいましたが。
きっと消費以上の実入りがあるはず。

一方、資材のほうはまだ余裕があります。
調子にのって浪費するのは危ないですが。
かといって備蓄しとくとRaidで奪われるのが怖い。

ここはいっそ、思いきって。
Trap for Small Animalsも設置しちゃいましょう。



このトラップは、ようはネズミ捕り。
設置するとエサを仕掛けることができ。
数日経つと、かかったネズミをRaw Foodとして入手できます。

エサとして必要な食料は1つで。
獲得できるRaw Foodは2つなので。
元手と時間があれば、食料を自給で増やせる設備です。

これを拠点の地下に設置し。
Antonがエサを仕掛けたところで、昼パートは終了しました。

DAY 5: the night

さあスカベンジ。
予定どおり行き先はRuined Block of Flats。
Saw Bladeで2・3階の鉄格子を切り落としました。



しかしその先には、銃弾やガンパウダーはあるものの。
肝心のWeapon Partsは見当たらず。
完全に読みがはずれました。

薬品類などの貴重なアイテムは手に入ったものの。
他にあったのは、Antonたちには不要のタバコと密造酒だけです。



はて……タバコと密造酒?
そうか。
タバコも酒も、たしかMilitary Outpostのトレーダーの好物で。
軍関係者だけあって、彼はWeapon類を豊富にもっています。
そのうえ、おりしもいまはタバコの高騰中。

なるほどわかりました。
今晩はこれらをもって帰還し。
次回、Military Outpostに物々交換にいくことにしましょう。
1つ回り道をするかたちにはなりましたが。
これで念願の武装が揃えられるはずです。