日本モンキーパークの記録(2012.01.14)

いつかいきたいとおもっていた、日本モンキーパーク。
このたび、久しぶりに実験を私用で休みにしまして。
ついにいってきましたよ。
そのレポートなど。

移動

モンキーパークがあるのは、愛知県犬山市。
京都からだと、新幹線で名古屋まで出れば早いのですが。
貧乏なので、鈍行の旅。

普通列車だと京都駅から犬山まで3時間弱かかるため。
5時半起きで登校し、作業をすませ。
それから京都駅へ。

なんせ、動物園系は閉園時間がはやいので。
(モンキーパークはこの時期16:30閉園。)
昼前には着きたい。

JR ぶらり途中下車(しない)の旅

8時過ぎ、京都駅着。
9時発の鈍行に乗る予定なんだけど、早く来すぎたorz

とりま、切符を買うため、みどりの窓口へ。
今日は京都から岐阜までJRで、そこから名鉄の予定ですが。
京都~岐阜間は100km以上あるので、学割が使えるのですねー。
なので、自動券売機ではなく、窓口へ。

で、無事切符を買ったはいいけど。
9時まであと45分も、どうすんよ。

ケータイで乗換検索したら、8:30発のルートも出たが。
米原から乗る新快速は、おなじヤツだったので。
結局米原での待ち時間が長くなるだけで、岐阜着はかわんねぇっていう。

しかし、南口のSIZUYAでパンを買ったりしたものの。
どうにも時間がつぶせないので。
8:30発の列車に乗り込み、一路、米原へ。
車内では、『世界樹の迷宮』やってました。

米原着後、とくにここでもやることはないので。
とりあえず、京都で買ったパンを食う。
しばらく待ったら、わりと早めに新快速がきてくれたので。
とっとと乗車。
あったけ~。

土曜にしては、車内たいして混んでなかったけど。
こうやって車内で待てるなら、早く京都でてよかったな。
「乗り換えで席取れるか」
とか、心配せずに済むから。

電車は定刻で、11時前に岐阜着。
降りる直前にガキに足踏まれたのも、いまではいい思い出です(?)

名鉄犬山線 ローカル列車の旅

岐阜からは、名鉄に乗り換え。
正確には、新鵜沼までが各務原線で。
そこから犬山までが、犬山線なんだけど。
直通で乗り換えなしなので、つい犬山線といってしまう。

いやー、久しぶりだな、これ乗るの。
ローカルな2輌編成。
車内でロールオンタイプの制汗剤を塗っても大丈夫。
それが犬山線クオリティ。

で、しばらく発車待ちののち、電車はちんたら出発。
「速度を60km/h以下にしたら、爆弾が爆発する」
という脅迫がくることもなく。
30分弱で、11:45には無事犬山着。

いま目の前にある待ち時間 そしてバス

さて、あとは岐阜バスコミュニティのバスに乗り。
4~5分でモンキーパークなのですが。
ここで、問題発生。

時間的には、11:58発か12:28発に乗ればよいハズが。
こちらの事情により、延々と時間待ち。
仕方なくヨーカドーの本屋で、約1時間半にわたって待機しました。
(立ち読みだけでは申しワケないから、『もやしもん』の9巻を購入。)

結局は13:28発のバスに乗り込みました。
ものの数分でモンキーパークに到着したものの。
閉園まで、あと3時間か…。

日本モンキーパーク

やっとモンキーパークにたどりついた管理人。
しかし閉園時間は、わずか3時間後にせまっていた!
管理人の運命や如何に!

入園

日本モンキーパークは、遊園地・動物園併設の、よくあるカンジのテーマパークですが。
当然ながら、動物園にしか興味はありません。
バス停は遊園地側にあるので、道路を渡って、動物園側入口へ。
(どの入口から入っても、内部でつながってはいます。)

入園料は、遊園地・動物園あわせて1600円。
どうやら冬季は、水・木曜日が遊園地休園らしく。
そういう日は、動物園オンリーで入園料が600円になるそうなんですが。
残念ながら今日は土曜で、遊園地もフツーに営業日。
しかたなく1600円払います。

のりものチケット(遊園地のアトラクションに必要)などはいるか聞かれたので、
「いるわけねーだろ、阿呆か」
とはいわず、丁重にお断りする。

あと、ウェブサイトでみつけた、クーポン引換券ってのを刷ってったので。
これも入園時に出してみたが。
なんか、遊園地関係のクーポンばっか5枚つづりになったヤツをいただいた。
(´д`)いらねー。

こういう中身だと知ってたら、わざわざ刷ってったりせんかったんだが。
サイトには「お得なクーポン」とした書いてなくって。
なにがもらえるのか、わかんなかったんだもん。

しかしまぁ、一歩あしを踏み入れると、そこはかとなくただよう、場末の動物園感。
いや、あしを踏み入れるまえから、十分そのカンジは漂ってたんですが。
(*´∀`)いいわぁ。
サルに向けて気が急いていたため、写真はありません(笑)

ヤクニホンザル

なにはともあれ、まずポンザルでしょ。
ということで、一目散に「モンキーバレイ」へ。

ここのサル山では、冬の間、サルがたき火にあたるということで。
「それって、毛に燃え移ったりしないの?」
と思ってたのですが。
ホントにやってました、たき火。



どちらかというと、炭焼きみたいなカンジですかねー。
大きい丸太をじっくり焚いてるんで。
火がメラメラ燃えてるわけではない。
飼育員さんも、かならずそばに控えてるようだし。
これなら安全か。

そして、サルはたしかに、たき火のまわりに陣を取って、あったまってる。
放飼場自体は、そこそこ広さのあるフィールドで。
奥のほうには、見向きもしないサルたちもたくさんいますが。
そのいっぽうで、たき火の前から離れないサルも。


「今日はしばれるわー」


三(+1.5)猿


右上のヤツwサウナ入ってるおっさんかwww

どうやらどこかで、サルのエサを買えるらしく。
まわりにいる子供が、ドライフードみたいのを柵のなかに投げ入れています。
そして、フォトジェニックなアピールでエサをねだるサル。


「こっちこっち~(拍手しながら)」

写真撮るのが忙しくて、あたしはやりませんでしたが。
今度いったらやろう。

しばらくみてたら、なんか、飼育員のにーちゃんがしゃべりはじめて。
14時から、このたき火のなかに埋められたイモを、サルにやるって。
おおー、焼いもかぁ。

そして、にーちゃんがしゃべりだすと同時に、にわかに浮足立つサルたちw
もーすぐだね(`・ω・)・ω・´)もーすぐだ

で、飼育係のひとのハナシが終わりまして。
あらわれたもうひとりが、クワでたき火を掘り返します。


ずーん


「イモだー」「イモだー」

当然だけど、焼きたてのイモは熱いので。
みんな熱がりながら、奪い合い。


2個とったヤツ


「俺は冷まして食べるぜ!」

しばらくすると、イモ騒ぎも落ち着き。
あらためてたき火にあたりはじめるヤツとか。



またエサをねだりはじめるヤツとか。


「こちらへ、こちらへ~(眼は真剣)」


「あぁ~」


「ここだって!コ・コ!」


「もっとこう、アレをだな、こういうカンジで」

やべ、チョーたのしい。
(*´ω`)

ジェフロイクモザル

さて、ポンザルを十分堪能したところで。
他のサルもみにいきましょうか。

広場では、蒸しイモが絶賛配布中ですが。
(たき火コラボイベントで、ホモサピにもイモがもらえる。)
なんか、えれー並んでるので。
とりあえず近場の、ジェフロイクモザルのところへ。

ここは、来園者用の歩道の上空に橋がかかってるかたちになっていて。
その橋のうえを、クモザルがわたっていくんだそうで。
その名も「モンキースカイウェイ」

まぁ、そういう「売り」にはなってても。
サルだって、用もなく橋わたったりしないでしょうから。
そう簡単には、わたるところはみられないんでしょうなぁ。
…とおもっていたら。


(´ω`)フツーにわたっとる。

用もなくわたってましたw

しかもその後、「クモザルのエサキャッチ」的なイベントがはじまり。
飼育員さんが、橋の下からバナナを投げると。
サルが橋からぶらさがって、キャッチ!


びろーん

超ナチュラルに、橋わたったり、ぶらさがったりしてました。
クモザルもかわええなぁ。
(*´ω`)

フクロテナガザル

クモザルの空中演舞のまえには、テナガザルのガイドもやってまして。
こちらでは、うんていするフクロテナガザルがみられました。



だいぶ高いトコにある、かなり間隔ひろいうんていですが。


「あらよっと」


ヨユーの1コとばしでわたるサル

ちなみにこのフクロテナガザル、さきの2種と比べ、かなりでかく。
テナガザルの名に恥じず、手足も長いのですが。
それに加えて、オスはのどに大きな「フクロ」があります。
だからフクロテナガザル。


「アップの画がなかったから、わからんのだぜ」

で、このフクロは、空気を共鳴させて鳴くためのものだそうで。
エサをねだって鳴くと、かなりでかい音なのでびびります。
「ホロロロロロロ」みたいな、木管ぽい良い音。

その後は、クモザル鑑賞後、ギボンハウスなるケージにいき。
ポールダンスするテナガザルを観察(笑)
そして、次なる目標、「リスザルの島」へ。

ボリビアリスザル

「リスザルの島」は、クモザルの場所のすぐとなりにあり。
周囲を水堀で囲まれた、リスザルの放し飼い区画。
リスザルは水が嫌いなので、これで逃げないんだってさ。
(ポンザルは水好きだよね?)


「リスーリスー(とは鳴かない)」

区画内では、リスザルが自由気ままに駆け回っていまして。
しかも人慣れしてるので、フツーに超近くに寄ってきます。
もちろん、触るのはダメ。
こんなちっさくても、噛まれると相当ですよ。

じつはあたし、リスザルはあんまり好きじゃなかったんですが。
なんか、顔つきとかがビミョーな気がして。
でも、こうやってぴょんぴょんしてるのみると、かわいいね。


「エサ(虫とかミミズ)はいねがー」

ペットとして人気なのも、わかる気がするわ。

その他諸々と、ピグミーマーモセットと、ポンザルと

さて、ここまで写真多めでお送りしてきましたが。
ここからは、ほぼ写真がなくなります。
理由は、あたしがポンザルびいきだから(笑)

ニホンザルよりいい被写体がこの場にいるだろうか、いやいない。(反語)
(*´ω`)ポンザルがいちばんかわいいてv

あと、そのひいきのために、早くもデジカメが容量オーバーになりました。
いったんビジターセンターで腰を落ち着けて、整理とかしたんですが。
消すべき写真がなかったという。

なんせあたしのデジカメ、たぶん10年くらいまえの機種でして。
64MbのxDピクチャーカードってなによwww
シャッタースピードの遅さも相まって、かなりガックリきたので。
期せずして、デジカメを新調する決心をしました。

それはともかく。
ちんたらみてるうちに、閉園時間も近づきつつあったので。
残るケージタイプの施設は、わりと足早でみることに。

まずは「Waoランドmini」で、見事にワオキツネが外にいないのを確認。
(つ゜д゜)ワオキツネよーし(いないけど視差歓呼)
ま、こんだけ寒けりゃ、外出ないわな。

「マダガスカル館」では、キツネザルの仲間を確認。
こちらは、室内飼育スペースがガラスごしにみえるようになってるので。
元気にウロウロしてるのがみられました。

そして次の「南米館」で、ピグミーマーモのかわいさにトラップされる。
(*´ω`)なんだこいつ


キラキラキラキラ


しかし素早しこくてブレる

かわええのぅ。
しかし、このかわいさは、あんまり霊長類的ではないね。
ハムスターとか、ネズミ的なかわいさ。
リスザルは、ちっこくてもサルとしてのかわいさなんだけど。

その後「アジア館」では、ポンザルがいちばんかわいいことを再確認。
(つ´ω`)ポンザルよーし
さらに「Waoランド」では、1頭だけ外で跳ねてる個体を確認。
(つ゜д゜)ワオキツネよーし(再)

園内最奥の「アフリカセンター」には、ゴリラなどの類人猿もいるのですが。
あたしは個人的に、チンプ・オラン・ゴリラが嫌いなので。
足早にスルー。
(#゜д゜)エイプに興味はねえッ!

そして、この時点で、早くも閉園10分前の放送が流れ始めたので。
あとは大急ぎで、いまきた道を戻り。
超特急で、ミュージアムショップで買い物。

買い物が終わった段階で、ほぼ閉園時間というキワキワさで。
あと5時間くらいみたいとおもいつつも、モンキーパークをあとにしました。
結局「ヒヒの城」と「アフリカ館」はみられんかったよ。

感想

時間管理ミスにより、都合3時間しかみられなかったモンキーパークですが。
それでもあたし的には、大満足でした。
「世界屈指のサル類動物園」というだけあって、飼育種数は圧倒ですし。
ニホンザルはかわいいし(笑)

今回はたまたま冬ということで、たき火がみられましたが。
他の季節は、またべつのイベントとかやってんですかね?
ま、やってなくても、また近いうちにきたいとおもいます。
カメラも新調してな!

ちなみにおみやげに、マグネットとキーホルダーを買ったのですが…


ポンザルじゃない!

尻尾が長いよ、バーニィorz
超ダッシュで買ったので、確認してる余裕なんてなかったんだ…


でもぬいぐるみのほうは、ポンザルでした。